今回は、広末涼子さんとの不貞の相手であり、和田アキ子さんとの場外戦まで始めてしまった、鳥羽周作シェフについて占ってみたいと思います。使うのは、今回も西洋占星術の基本データ、ホロスコープ。ホロスコープとは、その人が生まれた瞬間の、星の配置図のことです。どの星がどの星座のどの位置にあったかを見て、その人の人生や性格、才能、愛、財、過去・現在・未来など、およそあらゆることを占えるとされています。
さて、鳥羽さんのホロスコープを見てみましょう。太陽が、牡牛座です。太陽はその人の性格や人生、生き方などを表す最も重要な星。太陽がある星座のことを、生まれ星座と言ったりします。つまり、鳥羽さんは牡牛座生まれということ。そして、牡牛座というのは、五感に優れているとされ、味覚や嗅覚が不可欠なシェフという仕事は、鳥羽さんにとってまさに天職といえるでしょう。また、感情や好み、ライフスタイルなどを表す月は、好戦的で向上心や闘争心が極めて強い牡羊座にあります。このことから、鳥羽さんは業界でのトップを目指して積極的にライバルたちと戦い、激しい競争を勝ち抜いてきたのだとうかがえます。
さらに、知性や言語、コミュニケーション能力を表す水星も、同じく牡羊座。牡羊座の表現はとにかく正直でストレートなため、「歯に衣着せぬ」という言葉がピッタリでしょう。こうした正直さは、「裏表がない」と歓迎される一方で、「ずけずけものを言う」と反感をもたれやすくもあるのです。鳥羽さんの場合、後者の印象を多くもたれていると思われます。というのも、鳥羽さんの太陽が、火星と不和の角度を取っているから。
火星はその人の情熱や欲望、行動力、エネルギーなどを表す星ですが、不和の角度を取ることにより、暴走、暴言、先走った行動に走らせやすくなるのです。まして、鳥羽さんの火星は獅子座にあります。獅子座は帝王タイプとよく言われ、誇り高く寛大で向上心が強いという長所をもちますが、これが裏目に出ると、暴君そのものといった性格に。つまり、尊大で傲慢な、「鼻持ちならないヤツ」になりかねないのです。鳥羽さんのケースだと、太陽と火星の角度が不和ですから、尊大で傲慢な面が強調され、言葉にも表れてしまったのでしょう。
そんな鳥羽さんですが、運気自体は非常に好調なんですよね。何せ、今年の5月から、12年に一度の大幸運年が始まっているのですから。こういう運気のガソリンを注がれる結果、鳥羽さんの暴走は、さらに激しくなることが予想されます。そして、嵐のようなバッシングにもめげず、むしろそれを楽しむかのように、火消どころか自ら争いの火種を蒔きまくる鳥羽さんの姿が浮かんでくるのです。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。