ゴールデンウィークを過ぎたあたりからKALDIの店頭に数多く並ぶようになったレモン系。キャンディやドリンク、スナックなど様々なレモン系アイテムがある中、実際に食べておいしかった、おすすめの3つを紹介します。
「瀬戸内レモンかりんとう」213円(写真左)は、袋の裏側の説明によると〈瀬戸内産(愛媛県産、広島県産)のレモンを使用したパウダーで味付けをし、さっぱりとした甘さ控えめのかりんとうに仕上げました〉と書かれています。実際食べてみると、確かにさっぱり、爽やかレモンの香り漂うかりんとう。しかも、一般的なかりんとうより細いので、さらにライト感がアップしています。
なので、普段かりんとうに感じる、焦がした砂糖の濃い感じとか、揚げてあるからこその深みというか背徳感とかがかなり薄く、気がついたらボリボリずーっと食べられちゃうのが逆に怖い。軽やかに感じてもかりんとう。1袋75g入りで383kcalをどう考えるか、です。
そして、甘じょっぱいおいしさでこれまた止まらなくなるのが「塩バタかまん レモン」213円(写真右)。サクサクの塩バタークッキーにレモンの香りがするカマンベールクリームチーズを挟んだ、サクサクとしっとり、甘さと塩気が同居するクッキーサンド。その味はもちろん、商品名の通り、ほんのり塩、そしてコクのバター、さらにカマンベールで濃い味だけれどレモンで爽やか、というクセになる味わい。塩がしっかり効いているので、甘いものが苦手な人にも喜ばれるかもしれません。個人的には、汗をいっぱいかいた時の塩分補給に、冷たいドリンクと一緒に味わうといいかも。
そして、これはまとめ買いしたい!と思うおいしさだったのは、「クーベルチュールチョコレート瀬戸内レモンケーキ」378円(写真中央)。クーベルチュールホワイトチョコレートと北海道の牛乳を使用した生地に、瀬戸内レモンを皮ごと加え、しっとりと焼き上げたホワイトチョコのレモンケーキ、なんですが、これまたレモンの爽やかさでホワイトチョコの濃い感じは抑えられて深みのある甘さ、おいしさになっています。
これが378円はかなりありがたい!程よいしっとり感、口に入れてからわかるホワイトチョコレートのしっかりとした味わい、軽やかなのに後からやってくる深み。これ、KALDIで買ったと言わずに、お客さんに出したら、おしゃれパティスリーで買ったスイーツと勘違いしてもらえそう。紅茶はもちろんですが、ミントティーなどハーブ系のドリンクとも相性が良さそうです。
レモン系スイーツ3つ、いずれもですが、レモンの香りが爽やかかつ、口当たり軽やかなので、ついつい食べ過ぎちゃう危険性あり。夏に向けて体を絞っている、という人は、最初から小分けにして食べるのをお勧めします。
(ロドリゴいしざわ)