今回は、注目度極大・グングン存在感を増している、俳優の赤楚衛二さんについて占ってみたいと思います。使用するのは、今回もホロスコープ。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせないデータベースで、その人が生まれた瞬間、どの星がどの星座のどの位置にあったかを見るものです。この「星の配置図」を分析することにより、その人の性格、才能、愛情、金運、人生全般、過去・現在・未来など、およそ全てのことが占えるとされています。
さて、赤楚さんのホロスコープを見てみると、性格や人生、生き方などを表す太陽が魚座。つまり、魚座生まれです。魚座生まれの男性は、甘えん坊でちょっと頼りなくて、保護欲をかき立てられるタイプが多いのですが、赤楚さんはそういうふうには見えない。これは、感情や好み、ライフスタイルを表す月が、天秤座にあるからのようです。天秤座は天性の社交家であり、とてもスタイリッシュな星座。いわゆる「社交界の花形」タイプなんですよね。相手が自分に何を求めているのかを瞬時に察し、場の空気も巧みに読み、決して相手を失望させない、飽きさせない人付き合いができるはずです。だから、インタビューひとつ取っても、相手が望む答えを用意するのがうまいでしょう。一方、天秤座はカッコ悪いことが何よりも許せない。そのため、普段から身だしなみやおしゃれには気を遣っているはずですよ。
また、赤楚さんがクールな雰囲気を持っているのは、知性や言語、コミュニケーションを表す水星が、水瓶座にあるからだと思われます。水瓶座は、型にはまらない合理主義者。たとえ伝統だろうが慣例だろうがルールだろうが、「これはおかしい。合理的でない」と思ったら、とことん反抗するでしょう。弁舌さわやかなタイプでもあるので、赤楚さんに「これはこうだから、ここがおかしいよ」と言われれば、誰もが「なるほど」と納得するはず。
そんなクールな知性派の赤楚さんは、恋愛に関してもこれまたクール。男性の場合の愛情を表す火星が、やはり水瓶座にあるからです。嫉妬や束縛というものを無意味だと感じるのが、水瓶座的愛情の特徴。自分が縛られるのを嫌がる代わりに、恋人の自由も尊重するでしょう。場合によっては、恋人が他の男性と遊びに行っても気にしないのではないでしょうか。友達から恋人へ自然に移行するのも、水瓶座的恋愛には良くあるパターンです。
意外なのが、赤楚さんが好きになるタイプなんですよね。男性の場合の「好みのタイプ」を表す金星が、何と魚座。魚座は先程も述べましたが、甘えん坊で「放っておけない」と相手に想わせるようなタイプです。赤楚さんが惹かれるのも、おそらくどこか頼りない甘えん坊。そして、魚座の愛し方は「純粋で深い愛を一途に捧げること」ですから、赤楚さんだけを見つめ、たとえ一時的に別れることがあっても、あるいは裏切られても、いつまでも戻ってきてくれるのを待つ女性でしょう。
気がかりなのは、赤楚さんの愛し方がクールなこと。魚座的な女性にとって、愛は命と同じくらい大事なものです。赤楚さんの恋人になっても、「愛情が足りない、愛情を感じられない」と、常に悩むことになるかもしれませんね…。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。