2011年に芸能界を引退した元お笑いタレント・島田紳助氏が7月20日発売の「週刊新潮」の単独インタビューに応じ、推しているYouTuberについて明かす箇所があった。
同誌に登場するのは4年ぶりという紳助氏は、昨今世間を騒がせた芸能界の話題やテレビ界の徹底したコンプライアンス(法令遵守)主義、たびたび関係性が指摘されてきたガーシーこと東谷義和容疑者(暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕)についても言及。そんな中で、“今注目しているYouTuber”に関しても2人の名前を挙げているのだ。
何でも、テレビ(地上波)では〈これ言うたらアカン、あれ言うたらアカン〉との規制が進む一方、〈だからYouTubeの方が絶対面白いもんね〉と紳助氏。〈99.9%(のYouTuberは)しょうもないけど、中にはこの子良いよな、っていうのがいるよね〉とし、〈僕が見てんのはね〉として、「バッパー翔太」というYouTuberを挙げた。アジアを旅して回るタイプのYouTuberだそうで〈ちゃんといろんな国、正確にレポートしてくれんねん〉と評価している。続いて挙げたのは、新潟・糸魚川の漁師で、海鮮料理店を営む「まいろ船長」。紳助氏は〈お店もやってるから去年、キャンピングカーで会いに行こう思たけど、台風で行けなくなってな〉と、実際に面会を試みていたとも明かしたのだ。
「芸能界のトップに君臨していた紳助氏の口から飛び出した、“上位0.1%のYouTuber”は驚くほど通好みな面々でした。旅行系YouTuberの『バッパー翔太』については登録者31万人を誇る比較的大きなチャンネルですが、海で漁をしながら糸魚川市の魅力を伝える『まいろ船長』に至っては2万7000人という“知る人ぞ知る”チャンネル規模で、ツイッター&インスタグラムのフォロワーはそれぞれ3800人と1800人。これからの伸びが期待される地域密着型のインフルエンサーですが、超大物の紳助氏から“会いたい人”として紹介されたことで、ネットには『なんと!!まいろ船長が島田紳助氏に取り上げられてる!!』『島田紳助がまいろ船長の話をしてる。何だか凄ぇ。これがメジャーデビューってやつか』などと驚く声が一部で上がっています」(テレビ誌ライター)
現在は大阪や沖縄などで暮らしていると噂される紳助氏。わざわざ新潟へ出向く気があるほどの“ファン“ということで、いつの日か「まいろ船長」に豪華すぎるスペシャルゲストが登場することになるかもしれない。
(木村慎吾)