400万人に比べれば5万人もごく一部に過ぎないということかもしれない。
5人組YouTuberグループ「コムドット」のチャンネル登録者数減少に歯止めが効かなくなっている。リーダーやまとの暴言をきっかけに、416万人いた登録者は日を追うごとに離脱。7月21日には大台の400万人を割ってしまっていた。
一方で7月27日には東京ドームで大型イベントの「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」を開催。スタンド席の売れ残りが報じられていたものの、アリーナ席は完売しており、当日も会場はファンの熱気に包まれていた。外野席側は使わない構成だったため、来場者数は東京ドームの収容人数である5万5000人を大きく下回っていたはずだが、それでも数万人レベルだったことは確実。コムドットをはじめとするYouTuberたちの人気をあらためて見せつける形となった。
「これで登録者数減少に歯止めがかかると思いきや、イベント当日の7月27日もまた1万人減少し、翌28日も同じく1万人が減少。最新の数字では393万人まで減少しています。減少のきっかけとなったやまとのツイートは6月23日に発信されており、わずか1カ月強で23万人もの登録者が離れた計算となります」(芸能ライター)
コムドットが登録者数400万人の大台に乗せたのは昨年12月27日のこと。そこから6カ月をかけて16万人を上積みしてきたが、その約10倍もの速さで23万人を失う形となった。
とはいえ、未だに393万人もの登録者数を誇っているのも事実であり、人気YouTuberとしての座は揺るぎそうにない。それでは今後また、登録者数が増えるタームに入るのか。その可能性は最近の再生回数から推測できるというのだ。
「コムドットが動画投稿の再開を宣言して以降、15本の動画を投稿しており、その再生回数は83万回~169万回という狭いレンジに収まっています。これは彼らの根強い人気を示すとともに、一定のファンのみに支えられていることを意味しているとも言えるでしょう。この状況が改善されない限り、彼らは熱狂的なファンだけに頼る状況が続くのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
東京ドームのイベントでは、9月22日にマンガ作品「ROOTS コムドット 僕らの頂点」が発売されることも発表。果たして新しいジャンルで新たなチャンネル登録者は獲得できるのか。そして9月時点での登録者数はどう推移しているのか。YouTubeファンの興味は続きそうだ。