7月30日放送の坂口健太郎主演ドラマ「CODE‐願いの代償‐」(日本テレビ系)第5話で俄然その存在が注目された玉山鉄二演じる市川省吾。
市川(玉山)はピエロに扮して病院を訪問し、子どもたちの心のケアをする「ケアリングクラウン」として7月16日放送の第3話から登場。といっても出演シーンは非常に短く、第3話では二宮(坂口)と椎名(染谷将太)が待ち合わせしていたカフェで流れていたテレビ番組で「ケアリングクラウン」として紹介されているVTRが流れ、その活動理由を聞かれ「僕が勇気をもらってる。い~っぱい、い~っぱい、もらってる」と回答。それを見ていた椎名が「ふっ」と冷笑するシーンのみだった。
第4話では円(松下奈緒)の子どもが心臓病で入院していることが明らかになり、その病院にケアリングクラウンとして市川が登場。子どもたちと触れ合った後、ピエロのメイクを落とした市川が鏡を見て口角を上げたのだが、「不敵な笑み」にも「優しい微笑み」にも見える絶妙な笑い方だったことが話題に。また、病院に寄付金を渡していることも明らかになった。
そして第5話ではCODEからの任務として二宮殺害を指示された円は、逆に二宮に確保されることに。そのため入院中の円の息子を警察が見守ることになり、二宮の上司である田波(鈴木浩介)も見守りに参加。病院にパトカーが来ているのを見た市川は、田波に「何かあったんでしょうか」と質問。防犯対策の強化だと田波が答えると、「ご苦労様です」とだけ言ってその場を去り、自身の車に乗り込んだところで銃声が。なんとCODEプレイヤーである甲斐(青柳翔)が車で現れ田波を撃ったのだ。しかし市川は銃声に驚きもせず、静かに目を閉じるだけだったため、ネット上には「玉鉄は敵? 味方? どっち?」「市川はCODEの管理者なのか?」「玉鉄の演技が巧すぎて怖い。不気味。市川は何者?」といった声があがっている。
「玉山の演技力に称賛の声があがると同時に『え、あのピエロは玉鉄だったの?』『玉鉄だと気付かずに今まで見てた~』『玉鉄がぽっちゃり化してて誰かわからんかった』など、玉山の体形変化で誰かわからなかったとする声も少なくないようです」(女性誌記者)
台湾で大ヒットしたドラマのリメイクでありながら、オリジナル要素が数多く散りばめられている今作。果たして玉山演じる市川は何者だろうか。