テレビの連ドラとは思えない壮大なロケが話題の日曜劇場「VIVANT」(TBS系)。8月6日放送の第4話から、本格的に日本を舞台にストーリーが展開したが、ネット上では第3話まで登場していた「バルカ警察で最も優秀な警察官」チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)が話題になっているようだ。
乃木(堺雅人)と柚木(二階堂ふみ)をテロ組織の一味だと誤解しているチンギスは、日本の公安警察である野崎(阿部寛)も含め、とにかく3人の逃亡を拒んでばかり。ルックスも、肩下まで伸びたウエービーなワンレンヘアが、ロケ地であるモンゴルの突風に吹かれると恐ろしさが倍増して見える。
ところがネット上には「どこに逃げても追ってくるチンギス。逃げればそこに来る。決してそれを裏切ることはない。そこが愛しい」「怖くて捕まったらいけない人なのに、チンギスにそこはかとなく漂ういい人感は何だろう」「チンギスは4話以降もう出てこないのかな。なんでこんなに気になるんだろう。好きになっちゃったみたい」「チンギスはいずれ野崎と一緒に敵を倒すためにタッグを組みそう。日本にも来そう」といった声があがっているのだ。
「『VIVANT』の公式ツイッター(現・X)を見ると、チンギスを演じている通称・バルサーはモンゴル映画界のスターであるとつづられています。さらに公開されている動画には、親指と人差し指を交差させてハート型を作る指ハートや両手を使って大きなハート型を作る手ハートを作り『キュンです』と言ったり、日本人スタッフに『ダイジョブデスカー?』『ゲンキデスカー?』と声をかけたりしているおちゃめな素顔が映っているためか、『絶対いい人なのではと信じたい気持ちになるのは彼のお人柄なんでしょうね』『最後は乃木たちと仲よくなってほしいと思ってしまう』『再びバルカへ行くなりチンギスが日本へ来るなりした時に、事情の変化で味方側になる展開を期待』『ゆくゆくは乃木や野崎と共闘する予感』など、チンギスは今のところ敵役として描かれていますが、味方になることを予測する声が数多くあがっています」(女性誌記者)
「ルパン三世」で言うところの「銭形のとっつあん」のような存在だと指摘する声もあるチンギス。味方になる展開はあるのか。