10月19日、お笑いコンビのスピードワゴンが都内で開催された「Amazon Kindle電子書籍リーダー新製品お披露目会」に登場した。17日に父親の葬儀が行われたばかりの井戸田潤は、告別式で相方の小沢一敬と漫才を披露したという。
「お父さんの棺の前で2分くらいの漫才をやったそうです。小沢は『ウケなかったけどやってよかった』とコメントし、2人ともお父さんは喜んでくれたと思うと語っていました」(女性誌記者)
葬儀の場でお笑いというと不謹慎にも聞こえるが、永六輔の「お別れの会」では黒柳徹子が披露したエピソードで笑いが起こったという。
「永さんのお別れの会は、楽しいことが好きだった永さんを明るく笑いながら送ろうと、長女の麻理さんが企画したもの。人を笑わせ、喜ばせる芸能界のそうそうたるメンバーがそろっていましたからね。一方『ウケなかった』という井戸田の父親の葬儀ですが、井戸田の父親は愛知県小牧市議会の元副議長。来ていた人たちも、日頃お笑いとは縁遠いお仕事なのではないでしょうか。そんな環境で笑いを取るのは至難の業だったはずです」(前出・女性誌記者)
笑ってはいけないと思えば思うほど、よけいに笑いたくなる「失笑恐怖症」という現象があるのだとか。列席者の中には、本当は笑いたかった人がいたかもしれない?
(伊藤その子)