8月11日から公開されている映画「リボルバー・リリー」。第一次世界大戦後の大正時代を舞台に、綾瀬はるか演じる凄腕女スパイ・小曾根百合が、軍に追われる少年を守るために戦う物語。綾瀬のほかに、かつて海軍に所属していた弁護士で、百合に好意を寄せる岩見役に長谷川博巳、海軍大佐・山本五十六役に阿部サダヲなど、主要キャストはもちろん、百合が行きつけの洋裁店のオーナーに能楽師の野村萬斎が登場するなど、豪華なキャスティングでも話題となっている。
そんな中、ネット上で物議を醸しているのが鈴木亮平の出演シーンだ。
「鈴木は物語の終盤に百合と岩見が乗る列車に突如現れ、百合と対決。おたがい銃を構え緊張感あふれるシーンなのですが、2時間ほどの映画の中で鈴木が登場するのは1分にも満たないこのシーンのみ。それゆえ、インパクトのある場面にはなりましたが…」(芸能ライター)
このシーンにSNSでは「鈴木亮平の無駄遣い」の声が噴出しているのだ。
鈴木の“無駄遣い”と言われた作品は他にもある。
「2015年に公開された映画『くちびるに歌を』では、新垣結衣演じる主人公・柏木の婚約者として声だけの出演。この時も『鈴木亮平の無駄遣い感がすごい。声だけって、しかも留守番電話w』『鈴木亮平が声だけの出演とかもったいない気がするw』といった意見が噴出していました」(女性誌記者)
21年に出演したドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)では身長186センチの鈴木演じる清一郎があまりにも威圧的で、鈴木のファンから「筋がくだらなさすぎて鈴木亮平様の無駄使い」「こういうラブコメはもったいない」などの声が上がった。
「リボルバー・リリー」原作者の長浦京氏は映画パンフレットのインタビューで、続編の可能性について「僕としては全てを出し尽くして描いたもので、これ以上は絞っても何も出てこないのですが、この先があるかどうかは講談社の説得次第でしょうか(笑)」と答えている。もし続編が実現し、鈴木が再び起用されることになったら今度こそ無駄遣いと言われないような鈴木を見せてほしいものだ。
(窪田史朗)