8月20日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で神田愛花がNHK時代に遭った卑劣な「セクハラ被害」を告白。波紋を呼んでいるようだ。
この日の放送では、競泳の瀬戸大也選手になりすました犯人が、デマや捏造写真をSNSで拡散した事件が取り上げられ、その流れでMCの東野幸治は、かつて神田のコラージュ画像が出回ったことがあったという話に展開。それを受けて神田は「ほんとすごい前、23歳くらい、20年くらい前の話なんですけど。テレビに出た、なんかブルーの水着のよつんばいになっている方の画像に私の顔が合体させられて、出回った時がありまして」と話し始めた。
神田によると、NHKでは東京でキャスターを務めている女性アナが夏休みを取る時は、ローカル支局にいる新人女子アナがその穴を埋めるのだそうだ。で、その時の新人女子アナが高評価されると東京に転勤となることもあるそうで、当時の神田は上司から東京勤務の女子アナの穴埋め役として推薦されていたとのこと。
ところが東京の番組プロデューサーがネット検索で神田のコラージュ画像を発見。「ちょっと番組のイメージとは合わないので、これが嘘だったとしても『ちょっとお断り』ということで。そういう画像がある限りは、ちょっとこの番組には神田は…っていうことが」あったというのだ。
さらに「当時は、それが全てだったものですから、すごい大きなショックだったんです」と振り返り、「今、検索すると(そのコラージュ画像は)ないんですよ。それが悔しいんです、逆に。今『これです』って言いたいんですけど、なくなっちゃった。ようやく言える立場になったので、言いたい」と訴えたのだ。
「ネット上では『NHKは悪質なコラージュ画像を作られた神田を守るために、あえて神田を起用するべきだったのでは?』『神田愛花に否はゼロ。ここはあえて神田をキャスティングしてコラ画像撲滅を訴えたほうがよかったと思う』『神田さんは被害者なのに。泣き寝入りさせられたってことだよね』『男女関係なく、NHKアナ全員のコラ画像作られたら番組成り立たないってことだよね』など、NHKの神田に対する対応に疑問の声が相次いでいます」(女性誌記者)
いずれにせよ、当時の神田の辛い気持ちは、十分に世間に伝わったことは間違いない。