8月26日放送の「バース・デイ」(TBS系)に出演したアーティスティックスイミング選手の小谷実可子が話題になっているようだ。
8月2日~11日にかけて、福岡市・熊本市・鹿児島市の3都市で開催された世界マスターズ水泳選手権のアーティスティックスイミング(以降ASと表記)のソロ・デュエット・チームの3種目に出場し、全ての種目で金メダルを獲得した小谷。番組ではデュエットで一緒に出場した、2004年のアテネ五輪銀メダリスト・藤丸真世との大会までの200日間におよぶ2人の奮闘ぶりを放送した。
1992年バルセロナ五輪後にAS現役引退した小谷は現在56歳。JOCの理事として活動するなど9つの競技団体の12もの役職を兼任し、大学生の娘とホリプロに所属する高校生の娘と夫がいる家庭でしっかり家事もこなしている。一方の藤丸も、ともに中学生である娘と息子、夫と生活し、毎日会社勤めをしている44歳。プールを借りることから衣装の発注まで、すべてを自分たちで手配しながら大会に向けて練習する様子は、見ているだけで目が回るような忙しさだった。
「しかし小谷はニコニコしながら『仕事もしてます、家庭も持ってます、子育てしてます、主婦してます、そういう中で、自分のことに懸命になれるそのありがたさが改めてわかった』と言い『1日10分でも5分でも“これのための時間”を作ることはオススメしちゃいますね。すごい人生楽しくなると思う』と言い切りました。ネット上には『小谷さんパワフル。でもキラキラしてる小谷さん見てるとやってみようかなって気持ちになる』『小谷さんや藤丸さんに比べたら自分なんて全然忙しくないのに時間がないってボヤいてたから、これからは心を入れ替えてみる』『とにかく小谷さんがフル稼働で大忙しなのに楽しそうでキレイだった。毎日10分だけでも自分のための趣味没頭時間を作ってみるかな』といった声があがっており、小谷に触発された人が少なくないようです」(女性誌記者)
「50過ぎても頑張ればこんなに成長できるんだっていうのは、自分でも驚きでしたし、頑張るっていいことだなって、素敵なことだなって」「人生50からだよ」と言いながらカカカカと笑ってみせた小谷。笑顔でいられる楽しい日々は、人を美しくしてくれるようだ。