夏バテで食欲ダウン、そして作る気力ゼロ。なんかお腹に入れないとだけど、作る気力どころか咀嚼する気力さえゼロ、といったヨレヨレの時に、カルディで見つけたのが「Soup Soup」の冷たいスープシリーズ3種。冷やして器に入れるだけ。レンチンさえもしなくていいスープです。
パッケージの裏に書かれた「お召し上がり方」を見ると、〈冷蔵庫で冷やし、開封前によく振ってお召し上がりください〉と書かれています。イメージ写真では、飾りとして豆が乗ってたり小口ネギやらオリーブオイルがスープの上にかかっていたりするけれど、自分が食べるだけならそんなオシャレなトッピングはしなくていいっ。そのまま器に移していただきます!
まずは「スープスープ ヴィシソワーズ 冷たいじゃがいものスープ」213円(写真右)。これはもぉ、想像通り、決して裏切らない冷たいじゃがいものスープ。程よいとろとろ感とサラサラ感で、疲れた心と体に染みいるおいしさです。パッケージに書かれた原材料名は、じゃがいもペースト、牛乳、クリーム、玉ねぎペースト、還元水あめなど。
そして、「冷たいカボチャスープ」 213円の原材料名は、カボチャペースト、クリーム、全粉乳、砂糖、カボチャエキスなど。カボチャそのものの甘さに砂糖も入っているので、じゃがいもに比べて確かに甘い。そして、クリームのコクがじゃがいもよりしっかり感じられるおいしさです。
この2つは定番のおいしさ、という感じですが、もしかして食べる人を選ぶかもなぁ~、と思うのが、「冷たいえんどう豆のスープ」213円。原材料名は、グリーンピースピューレ、クリーム、還元水あめ、小麦粉など。この3つの中で、一番素材感があるというか、”豆感”が強い。良くも悪くもグリーンピースが立っている味なので、豆好きにはたまらないけれど、豆がそんなに得意ではない人にとっては、はたしてどうなの? という味わいです。まぁ、豆が苦手だったらそもそも買わないんだろうけれど。
そして3つに共通して言えるのは、160gって意外と少ない。スープ皿ではなく、マグカップとか、オシャレカクテルグラスとかのボリューム。なのでおいしいな~と思っても物足りない。パッケージ裏側の説明には「お好みで牛乳や生クリームを加えてもおいしくお召し上がりいただけます」とは書かれているけれど、これに牛乳や生クリーム足したら味がなくなりそうな気がする。このままが一番いいバランスになっていると思われます。
食欲がないけれど、なんかお腹に流し込みたい、という時なら、これぐらいのボリュームでいいのかもなぁ。または、スターターとして、これを飲んだところから本格的な食事スタート、みたいなのだったらアリなのかも。つまり、これでお腹いっぱいになることを期待してはダメな、お上品な味と量の冷製スープ。残暑とか酷暑を乗り切るためにも、まとめ買いしてストックしておくのをお勧めします。
(ロドリゴいしざわ)