フィギュアスケートGPシリーズアメリカ大会で6位に沈んだ浅田真央選手。トリプルアクセルを封印してのこの結果に、早くも次の大会で跳ぶことを明言している。
「点数がふるわなかったのは膝の故障が原因です。それだけにフィギュアスケート関係者の間では『無理して跳ばなくても』という声が少なからずあり、解説者の八木沼純子さんも『私は跳ばないでほしい』と語っていました。浅田の演技構成や技術点の高さなら、完璧な演技ができればトリプルアクセルを跳ばなくても優勝できるんです。しかし、昔から浅田真央はトリプルアクセルに大変なこだわりを持っています。アメリカ大会では故障があるとはいえ『跳ばない』という選択をしたことに大人への成長を感じましたが、やはり挑戦せずに負けるのは彼女のプライドが許さないのでしょう」(女性誌記者)
浅田選手はインタビューで、「常に努力して、前進して挑戦していくということをテーマに滑っています」と語るほど。前進することがモットーである彼女にとっては当たり前の選択&挑戦なのだろう。しかし、来期に平昌五輪を控える大事なシーズン。無理せず未来に向けて頑張ってほしいと願うファンも多い。
果たして浅田選手の選択はどう出るのか。
(芝公子)