広く日本人に親しまれているコーヒー。でも、全国47都道府県で比べてみると、その飲む量やコーヒーにかける金額には結構な差があるようです。果たして、コーヒー好きな都道府県はどこなのでしょうか?
総務省による家計調査によれば、2013年~2015年にかけて最も多くコーヒーにお金をかけていたのは京都府(京都市)。次いで、奈良県(奈良市)、石川県(金沢市)と続きます。そしてコーヒーが購入された量で比べると、1位は京都府(京都市)、2位は広島県(広島市)、3位は鳥取県(鳥取市)となっていました。
京都市は量・金額ともにコーヒーにかけてはトップ。ちなみに東京都(23区)は、金額では20位、量では34位と意外と低め。東京を京都と比較すると、月平均のコーヒーにかける金額が、京都の人よりも1600円ほど少なくなっていて、量でいえば1100gほど少なくなっています。この違い、結構大きいですよね。
京都でコーヒーが多く飲まれる理由は、コーヒーメーカー「BROOK’S」の推測によれば、「学識ある人々が集まり、茶やコーヒーを飲む習慣・文化が根付いている」という説があるのだとか。
特に京都は喫茶店が多いのも、そうした理由の可能性があります。また、京都はコーヒーとの相性が良い「パンの消費量」が多いことも関係しているようです。
確かに京都出身のモデル・鈴木えみさんもコーヒーを飲むのがお好きな様子。京都の人はコーヒーに特別な意味を感じているのかもしれませんね。