船越英一郎演じる風松吉が9人もの女性と不貞関係を持っている人気深夜ドラマ「黒い十人の女」(日本テレビ系)。10月27日放送回で、やっと9人目の不貞関係者が明らかになり話題を呼んでいる。
最後の不貞関係者を演じているのは佐野ひなこ。狂言回し的な存在である不貞関係者を演じる成海璃子の親友という設定なのだが、視聴者からは「最初からそうだと思ってた」「意外性ゼロ」といった声が多数上がっているのだ。
「9人の不貞女性たちはそれぞれの苗字に旧暦の漢字一文字が用いられており、佐野が演じている文坂彩乃は文月の『文』が入っています。そのため初回から不貞関係者ではとネット上で言われて続けていました。このドラマの面白さの1つに絶妙なキャスティングが挙げられるのですが『ハマリ役』『親友をだまし続けるゲスさが似合いすぎ』『納得のキャスティング』など、佐野を配役したことは絶賛されています。佐野は女性から好かれるタイプではありませんから、こういった『女に嫌われるゲスな女』を究めて行けば、女優としての評価が上がるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
15年放送のドラマ「デスノート」(日本テレビ系)でヒロインの弥海砂を演じて「ミサミサじゃなくてブサブサ」と酷評されて以降、女優業が不振だった佐野。どうやらやっと当たり役が回ってきたようだ。