9月23日放送の「土スタ」(NHK)にゲスト出演した山田裕貴が「オトナの事情」を知らなかったことに驚きの声があがっているようだ。
山田はこの日、本多忠勝として出演中のNHK大河ドラマ「どうする家康」PRのために出演。忠勝のトレードマークとも言える鹿の角をモチーフにした兜について「これは忠勝がしんがり(最後尾)を務めた戦で帰る道、迷った時に鹿について行ったら助かったっていう逸話があるみたいで」と簡潔にわかりやすく説明したり、「どうする家康」の中でいちばんワイルドだと思う人は「岡田准一さん」と即答したり、テンポのよいトークを展開した。ところが番組終盤である事件が。番組キャラクターである「ななみちゃん」に視聴からの質問として「山田さんの勝負メシ、ここぞという時の最強メニューを教えてください」と聞かれた山田は「ココイチかな!」と勢いよく回答。するとななみちゃんがすかさず「ちょっと待ってNHK!」「カレー、カレーね」とカットイン。気まずそうに「あの、ちょっと…」と声をかけてきた佐々木芳史アナを見た山田は、自身の口元を手で押さえて「言っちゃダメなんですか?」とハッとした表情に。続けてMCの近藤春菜が「NHKというところでね。カレーですね」と苦笑。佐々木アナも「きれいにご発音なさって。さすが忠勝!」とフォローを入れるというわちゃわちゃした展開が繰り広げられたのだ。
「言うまでもなくNHKは公共放送のため、番組内で企業名や商品名を使用しないというお約束があるのですが、どうやら山田はそのことに気付かなかったようです。山田が『カレーハウスCoCo壱番屋』のカレーが大好きで、アンバサダーまで務めています。それに対し、これまでに朝ドラ『なつぞら』『ちむどんどん』、大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも出演してきたのに、視聴者さえ知っているオトナの事情を知らなかった山田には驚きの声がネット上にあがっています」(女性誌記者)
失態に気付き「NHKさんすみません!」と即座に謝罪し、「こんなにはっきりと(企業名を)言った人、初めてかな」と自虐コメントでスタジオの笑いを誘った山田。世間もNHKもカレーハウスCoCo壱番屋も、山田が愛される理由を再確認したのでは。