フィギュアスケートGPシリーズのカナダ大会で3位に入った宮原知子選手。今シーズンの初戦は9月に行われたUSインターナショナルクラシックだったが、優勝したその試合のSPで着ていた衣装から、カナダ大会のSPの衣装をガラリと変えたことがネットで話題になっている。
「基本的に選手はそのシーズンの演目に合わせて用意した衣装を着用し続けます。マイナーチェンジをしたり、縁起担ぎなどで変えたりすることはありますが、まったく別の衣装を着ることはあまりありません。今回、宮原選手は急遽衣装を変えており、しかも新しい衣装で初めて練習したのは本番2日前。異例中の異例ですよ」(女性誌記者)
どの選手も、シーズンの演目が決まるとすぐに衣装の準備にかかるのが普通だ。そうして用意した衣装を、今回宮原はシーズンが始まってから変更したのだ。
「初戦のUSインターナショナルクラシックで、ジャッジから『衣装が子どもっぽい』と指摘されたそうなんです。白い、妖精のような印象の衣装ですが、確かにバレエの発表会で子どもが着るようなイメージのデザインでしたね。宮原選手は小柄で童顔なので、よけい子どもっぽい印象を与えてしまったのかもしれません」(スポーツライター)
優勝も目されていたカナダ大会で3位スタートとなった背景には、急な衣装変更で演技がスムーズにいかなかったことも理由の1つかもしれない。
(芝公子)