9月27日にスタートしたドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)が注目されている。
このドラマは原作:四葉夕卜、漫画:小川亮による同名漫画作品で、昨年4月にはテレビアニメ化されTOKYO MXなどでオンエアされた青春音楽コメディ。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の東京・渋谷に転生。歌手を目指す月見英子(上白石萌歌)を軍師のごとく成功に導いていく。
初回となったこの日の放送では、最初こそテンポよく進んでいたものの途中で中だるみが起き、ネット上には「テンポ悪い」「おもしろいはずなのにおもしろくない」といった不名誉な書き込みが散見されるようになるも、孔明が現代のクラブスタッフとして手際よくカクテルを作り、カード払いに難なく対応するシーンで状況は一変。「第1話のハイライトは孔明がめっちゃかっこよくシェーカーを振ってカクテル作ってカウンターに置くところ」「孔明のバーテンダー超かっこよ」「三国時代から転生したのにカード払いで客が暗証番号押してる時にちゃんと後ろ向く孔明が有能すぎる」といった声が相次いだのだ。
さらには「ムカイリは明治大学在学中にバーテンダーしてたよね。もしやムカイリにシェーカー振らせたくてキャスティングした?」「ムカイリのシェーカー振る姿がガチでかっこよすぎて死んだ。バーテンダー孔明最強」「堂に入ったシェーカーの振り方に経験値を感じた。孔明の衣装着ててこれだけかっこいいんだから、ちゃんとしたバーテンダーの衣装着たら悶絶するきっと笑」など、向井自身の経歴を指摘する声も続出したのだ。
「向井は大学時代にバーテンダーのバイトに精を出していたため、バイト先だったカフェバーを経営している本社から就職を打診され、カジュアルなバーの社員として1度就職しているんです。後に店長も1年間務めましたが、バーテンダー時代にスカウトされ芸能界入り。バーテンダー歴6年で老舗バーでの経験もある本物ですから、その腕前をドラマのキャラとして遺憾なく発揮したということでしょう」(女性誌記者)
「これからもバーテンダー孔明が見たい」という視聴者の願いは、果たして叶えられるのだろうか。