お笑いタレント・陣内智則が9月24日放送の「アッコにおまかせ」(TBS系)で、“暴露系ユーチューバー”として世間を騒がせた元参院議員・ガーシーこと東谷義和被告について言及した。
ガーシー被告は俳優・綾野剛らをYouTube上で脅迫したとして、暴力行為法違反や強要、証人威迫など、計5つの罪に問われている。
番組では、そんなガーシー被告の初公判について取り上げ、意見を求められた陣内は「正直、見ちゃったんですよ、当時。怖いモノ見たさというか。ただ、半信半疑やった。どこまでホンマなんやろうと」と、自身も同被告の配信した暴露動画を疑いつつも視聴していたと告白。
ただ、脅迫や名誉毀損をベースとした動画内容で破格の広告収益を上げていたこともあり、「模倣する人が出てくるんじゃないかと。こんな事で収入を得ていいのかっていう。でも因果応報。これはダメって、ハッキリわかった」と最後は法の裁きを受けていることへの安堵を口にした。
陣内は、まだガーシー被告が参院議員だった2月の同番組内で、国会に登院しない問題行動について意見を聞かれるも、「ボクは発言しないんで。牽制されてるんで、言わないです。二度とガーシー議員には。言われる(暴露される)ことは何もないんですけど」とノーコメントを貫く形に。
というのも、ガーシー被告は、1月放送回での陣内の自身へのコメント内容が不服だったようで、インスタグラムから「昔女の子アテンドしとんのになー」とプライベートでの暴露を示唆。これにビビってしまったのか、番組MCの和田アキ子から“コメントせなアカン”と指摘されるも、頑なにガーシー批判を拒否する姿勢をとっていた。
「“ガーシーについては二度とコメントしない”と宣言するも、逮捕後にはまるで安心したかのように語り始めた陣内には、ネットから『陣内氏はガーシーが逮捕される前は口チャックだったのに、逮捕された途端にペラペラと。薄っぺらい男だな』『晒されそうになった時はビビってコメント何も言わなかったのに、今は言うんだ』などの皮肉も散見されました。もちろん、コメンテーターとしては当然の仕事であり、主張内容も間違ったものではありませんが、2月からの“手のひら返し”ぶりが一部からネガティブに映ったようです」(テレビ誌ライター)
現在は、テレビ出演やSNS投稿、ライブ配信などをいっさいおこなわないという条件で保釈が認められているガーシー被告。その点も、陣内にとっては“安心材料”となったのかもしれない。
(木村慎吾)