詐欺罪で服役中の元タレント羽賀研二受刑者に10月27日、約4億円の返還命令が下った。これによってワイドショーなどで羽賀が連日取り上げられているが、彼の人となりを振り返るうえで必ず登場してしまうのがモデルでタレントの梅宮アンナだ。
羽賀とアンナは1990年代に交際し、アンナの父親である俳優の梅宮辰夫は常に交際に反対していたが、2人はペアで全脱ぎ写真集まで発売するなど“バカップル”としてワイドショーや週刊誌を賑わす存在だった。
「辰夫さんは言わずと知れた大スターで事業も複数手がけ、アンナさんは超お嬢様として育ちました。その育ちの良さのせいかアンナさんにはガツガツしたところがなく、男運も非常に悪かった。すでに2人が別れた後の2007年に羽賀が恐喝で逮捕された際、辰夫さんは『アイツは稀代のワル』と表現しましたが、梅宮親子にも相当な金銭的被害があったようです。結婚していたら全財産を吸い取られていたかもしれない。別れて本当によかったという声が出ました」(女性誌記者)
辰夫は現在、十二指腸がんの闘病中だが明るい話題もある。
「父の病気について会見したアンナさんの受け答えは立派だったし、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)のレギュラーも好評です。アンナさんはこれまで容姿以外にウリがありませんでしたが、この番組では天然キャラ全開でとてもチャーミング。ブログでは老眼鏡を使っていることを告白するなど、力を抜いた自然な振る舞いに好感度は一気に上がっています」(前出・女性誌記者)
ここにきて開花した感のある梅宮アンナ。羽賀との黒歴史を吹っ飛ばし、最愛の父を元気づけるような活躍を期待したい。
(笠原和美)