10月10日から配信されているABEMAのドキュメントバラエティ番組「愛のハイエナ」に元タレントの木下優樹菜が出演。夜の世界で奮闘する姿が話題となっている。
沖縄のリゾートキャバ系クラブに「1日クラブ嬢」として体験入店し、一晩でいくら稼げるか挑戦する企画に登場した彼女。
通常、クラブ嬢1人あたりの1日の平均売上は5万円から10万円。トップの嬢でも30万円ほどだとのことだが、木下が掲げた目標金額は200万円。半信半疑のスタッフに対し「やっぱ高すぎたか。調子乗ってるね」とみずからも現実的ではないと理解している様子だ。
4年ぶりとなる収録のため、ロケ当初は戸惑っていた木下。だが、キャバ系クラブ嬢仕様のド派手なドレスに着替えて体験勤務がスタートするとエンジン全開に。
翌日に仕事を控えていてあまり飲めないという男性客に「仕事とここ、どっちが大事ですか?」と迫る“攻めの接客術”で3万円の「テキーラルーレット」を注文させることに成功。さらに木下はVIP客から数十万円のシャンパンを立て続けにオーダーさせるなど初めてのクラブ嬢経験とは思えない獅子奮迅の活躍。最終的に「109万3420円」と驚異の売上を叩き出したのだった。
店長から「グイグイ行かれている感じがスゴい」と称賛された彼女。荒稼ぎぶりにネット上では驚きの声が寄せられているが、夜の街の“本職”からはまさかのダメ出しが―。
「あまりに雑な接客ぶりにヒヤヒヤさせられて仕方がありませんでした」と語るのは、新宿・歌舞伎町のキャバ系クラブに勤務する現役クラブ嬢だ。続けてもらおう。
「お客さんに『おい飲めよ!』『もう1本!』と高額注文を迫るなど、彼女は典型的な『オラオラ系』の接客方法。よほどの常連さんが相手ならアリなのですが、これを初見のお客さんにやると確実に店長から大目玉を食らいます。また、お客さんの胸の先端をシャツの上から指で弾くといったドSっぷりも、彼女がユッキーナとして知られていなければキレられて、帰られてしまってもおかしくない。普通だったら3日でクビになる接客ですよ」
“ガチ転身”は急には難しそうだ。
(塚原真弓)