10月12日、Hey! Say! JUMPが今後デビュー曲を歌わない方針であることを発表した。同曲は、歌詞に“ジャニーズ”という言葉が含まれているという。
「Hey! Say! JUMPは12日、ファンクラブ会員向けの動画で、2007年のデビュー曲『Ultra Music Power』について『僕らの強い意志として、ここは歌わないほうがいいよねという判断になりました』と考えを明かしました。ジャニー喜多川氏の性加害問題を想起させる『ジャニーズ』というワードが曲の冒頭に登場することで、封印という判断になったようです」(芸能記者)
今回の発表を受け、13日放送の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)でも、Hey! Say! JUMPのデビュー曲封印の話題を大々的に報道。また、メンバーがファンクラブ内で語った「僕たちは16年間、JUMPのJがジャニーズだという認識のもと活動していたことがなかったので、これからもできればHey!Say!JUMPという名前で活動していきたいなと正直、思っております」というグループ名を変更しない意向も同時に伝えた。
すると、このニュースの取り上げ方について、ファンから怒りの声が相次いだという。
「今回の『ZIP!』では、Hey!Say!JUMPのグループ名に関して、『Hey!Say!JUMPのJは、ジャニーズを意味しているといいます」と紹介されました。これにファンからは、『なにこれ、酷すぎる…』『大切な彼らやファンを傷つけるような報道は絶対に許せません!』などと怒りの声がSNSで殺到することに。グループ名に関しては、ウィキペディアやタワーレコード公式サイトのプロフィール欄などでも『名前は“Hey! Say! Johnny’s Ultra Music Power”の略で“平成の時代をジャンプしていく”という意』と書かれているため、番組に悪意はなかったと思われます。しかし、メンバーがファンクラブ内で『ジャニーズだという認識のもと活動していたことがなかった』と語ったにもかかわらず、テロップを使って断定的な伝え方をしたことで炎上したのでしょう。また、『ZIP!』のMCを務める水卜麻美アナといえば、過去に情報番組『ヒルナンデス!』(日テレ系)で一部メンバーと共演していたこともあります。それだけに、『水卜ちゃんには止めてほしかった!』などと、ジャニーズファンの怒りが水卜アナにも飛び火する事態となっています」(前出・芸能記者)
ジャニーズという言葉を使ったグループ名や曲が続々と変更される中、今回の報道は誤解を招くとファンは不安に思ってしまったようだ。