“さすがは天下の木村拓哉!!”。そんな歓声が集まったのは、俳優・林遣都が披露した食事会でのエピソードである。
今年1月、妻で元AKB48・大島優子との間に第一子が誕生したことを発表している林は、「最近起きた衝撃の事件は?」とのトークテーマで、「木村拓哉さんのお話なんですけど…」と語り始めた。10月14日放送の「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)での一幕だ。
林は「ちょっとした食事会というか、集まりがあって。木村さんもいらっしゃるということで、ボク、去年に子どもが生まれたんですけど、木村さんがいらっしゃるなら、ちょっと会ってもらいたいなと思って、連れて行かせていただいて」と、木村も同席する会に生まれたばかりの子どもと一緒に参加したという。
そこで、「もし良かったら抱っこしてほしいです」と頼んだところ、木村からは「まだ早い」「こんだけ大人が沢山いて、赤ちゃんまだ緊張してるし、今抱っこすると怖いし、(赤ん坊が)疲れちゃうし、負担になっちゃうから、もうちょっと待って」との返事が。
その後は「30分くらい隣でずっとあやしてくださって。抱っこせずに」「本当にスゴい気を遣ってくださって。赤ちゃんもずっと木村さんの腕に噛み付いていて。それも全然『いいよ、いいよ』みたいな」と優しく接してくれていたようで、「それで30分くらい経った時に『よし!来い!』って言って、抱っこしてもらって。そしたら、うちの子ももうリラックスしてて、スゴい笑ってて。その瞬間にブワァ~って涙出てきちゃって。小さい頃から見てる木村拓哉さんに自分の子どもが抱っこされる日が来るなんて思ってなかったので」と振り返っていた。
「いくら国民的スターの木村でも、初めから抱っこしてしまった場合、赤ちゃんからすると、“知らないおじさん”なので、怖くて泣いてしまう可能性もあったでしょう。それを察知し、まずは30分の交流で警戒心を和らげ、リラックスさせてから抱っこするという方法を実践。この気遣いには、ネットから『自分の大事な子供をここまで考えてくれるなんて、林さんも感激した事だろう。さすが木村拓哉さん』『なるほど。安易に人の子をすぐに抱っこするもんじゃないな』との絶賛が殺到。最近では何かと批判を受けることが多い木村ですが、スマートな子どもとの接し方に対し、『木村くんの優しい一面ですね。ジャニーズ性加害問題で色々言われてますが、ほっこりする話を聞けて嬉しい』と感動する人も多かったです」(テレビ誌ライター)
木村拓哉に抱っこされたという経験は、この先何十年も自慢できるエピソードになっただろう。
(木村慎吾)