10月19日放送回が第2話のムロツヨシ主演ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)。10月13日に放送された初回の世帯平均視聴率は6.9%だった。
その第1話は、スター女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)を育てた芸能事務所の敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロ)が、2人の悲願だった海外進出を目前に、突然、解雇されてしまところから始まる。土砂降りの雨の中、打ちひしがれて駅にたどり着いた蔵前は、電話の相手と言い争っているような女性が、書類を落としたことに気付く。
彼女が弁護士バッジをつけていたことを記憶していた蔵前は、最寄り駅からいちばん近い弁護士事務所に向かいドアをノックする。そこに現れたのは先ほどの彼女で、「何であなたが持ってるんですか! 返して」と、書類を取りあげるのだった。
その様子を見ていた弁護士事務所の所長・香澄今日子(戸田恵子)は、蔵前に無礼な態度を取った新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)の補佐を蔵前に頼むのだった。
視聴者からは、「クセ強メンバーが勢ぞろいなので期待値大!」「ムロさん、さすがの安定感。おもしろかった」「吉瀬さんの大物女優感もさすがだったし、今後が楽しみ」など、ネット上に好意的なコメントが並んだ。
「逆に視聴者から“×”を出されたのは、平手演じる天野。天野は、最年少で司法試験に合格した秀才ですが、一般常識に欠け、感情をコントロールできない不器用な人物です。天野に対しては『言動が不快過ぎ』『天野があんな嫌な子じゃ、観てるこちらがストレス溜まる』など、散々な言われようでしたが、逆に言えば、タイトル通り“手がかかる”役柄をうまく演じ切っているとも言えるでしょう」(テレビ誌ライター)
今後、蔵前と天野の関係性がどう変化するのか。それによって、物語も面白くなっていきそうだ。