お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、自身がレギュラーを務める10月22日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、同局で前日に生放送された「お笑いの日2023」に呼ばれなかった事をボヤいた。
サンジャポのこの日のゲストに、その「お笑いの日」の中で開催された「キングオブコント2023」決勝で優勝したサルゴリラ(赤羽健壱、児玉智洋)が登場。共演者から祝福を浴びるも、太田は2人に「一つ聞きたいんだけど、昨日『お笑いの日』だったじゃないですか。オレら呼ばれてないんだけど。どうしてなのか、スタッフは何か言ってた?」と出演オファーがなかったことに不満の様子だ。
赤羽も児玉も困惑しながら「そんなこと知りませんよ」と反応すると、太田は「勝手に“お笑いの日”って決めて、オレらを呼ばないってどういうこと? それだけなんですよ、ボクが聞きたかったのは」と最後までグチっていた。
「『お笑いの日』には、若手からベテランまで多くの芸人が集結してネタを披露する、お笑いファンにはたまらない特番です。ただ、まず、そのMCを務めるのがダウンタウンですから番組側も爆笑問題との共演には何かと気を遣うのでしょう。また、時事ネタを得意とする2人を“この時期に呼ぶのは危険すぎる”との声も。実際、10月13日に開催されたお笑いライブ『タイタンライブ』では、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れる旧ジャニーズ事務所をネタにして、『ジャニーさんのことも、これからは“スマイルアップ喜多川”って言わなきゃいけないね』『関ジャニ∞(エイト)も“鈴木エイト”にしたらどうだろ』などとイジりまくり。2人が所属するタイタン主催のライブでは良くても、生放送の特番ではリスクがありすぎるというのがTBS側の判断だったのかもしれません。ネット上の視聴者からも『今の状況でジャニネタされたら大変だしね…』との声がありました」(テレビ誌ライター)
不祥事や社会問題に鋭く切り込むのは、爆笑問題のお家芸で、もしネタにしてもテレビ向けにアレンジしてくれそうだが、やはりセンシティブなテーマすぎる、ということなのだろう。
(木村慎吾)