10月24日、嵐の二宮和也がSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からの独立を発表した。
ファンクラブ向け会員サイトで「事務所から独立し個人で活動していく決断をさせていただきましたので、ご報告させていただきます」と自身の独立について語った二宮。
「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちも凄くなって、これからどうしていこうかなと考え始めました」と現在の心境を明かした。
さらに「今回こういう決断して、嵐がなくなるんじゃないかとか、不安に思われる方もいらっしゃるかとは思いますけども、僕は明日からも嵐です」と、今後も嵐のメンバーとして活動を継続していく意向も語っている。
10月2日に、11月30日をもって退所する予定を発表した岡田准一に続く、同事務所所属の大物タレントの独立。芸能関係者は「独立しても嵐として活動を続けられるという確約を事務所から得られたというのが決め手となった。これで旧ジャニーズ所属タレントを敬遠するスポンサー企業のCMにも出演できる。今の二宮の状況を考えるとベストな判断だと思います」と指摘する。
俳優業でのメリットも大きい。
「二宮は現在、フジテレビ系の月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』と公開中の映画『アナログ』でも主演を務めるなど俳優として絶好調。これまではオファーがあってもジャニーズの意向で出られないケースが多々ありましたが、今後は自身で仕事を選択し、スケジュールを決められる。2006年公開のクリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』に出演して以来、二宮は、海外挑戦に強い意欲を持っています。自分で活動を差配できるようになった今後、いよいよハリウッド進出が現実味を帯びてくるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
さらなる活躍が期待できそうだ。
(塚原真弓)