「よし、今日からこれを習慣化させたい!」と思っても、それを実行に移すのは容易ではありません。これまでやってこなかったことを取り組むようにするには、高い意識が必要です。
とはいえ、いつも高い意識でいるのは難しいですよね。そこで、まずは次のようなことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
■日めくりカレンダーに自分へのメッセージを書く
昨日のページを切り取って今日の日付を確認するたびに、目標やその日に行いたい具体的な行動が目に入ってくるようにすれば、それだけで毎日1度は意識することができます。
「●●をやってみよう」「○○はできている?」「■■をするとレベルアップ!」など、書き方によって印象が異なりますから、自身のやる気が高まる書き方を選び、自分へのメッセージとして熱い思いをぶつけましょう。
■スケジュールに“予定”を書き込む
「明日から頑張ろう」よりもさらに具体的に、「明日の午後13時から30分取り組んでみよう」と計画すれば、スケジュールに予定を記載することができます。新しい試みでどのくらい時間がかかるか分からない場合でも、まずは短い時間から予定に組み込んで“やってみる”ことが大切です。
たとえ失敗したとしても、経験することで必要な手順や時間が把握できるようになり、翌日以降のスケジュールを実現可能なものに調整しやすくなりますよ。
■アラームをかける
自分へのメッセージを確認しようが、スケジュール帳に記載しようが、意識しなければなんとなく手をつけないまま時間が過ぎていってしまいます。
何かに書き込んだり掲示したりしても忘れてしまったり意識しにくかったりする場合には、何かしらのアラームで強制的に“いまからスタート!”と感じられるようにするとよいでしょう。何をするかというメモとともにアラームを設定すれば、スムーズに行動に移せるはずですよ。
毎日のルーティーンを変えるには、強い意思や慣れるまで実践し続けることが必要です。まずは1回、そのまま2回3回と続けられるよう、さまざまな工夫で自身に呼びかけてモチベーションを維持してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)