「そろそろ新しいことに挑戦したいとずっと思っているのに、なぜ一歩を踏み出せないのかな……」と悩んでいませんか? いつ始めるかという具体的な計画に落とし込めない場合は、次のような壁が立ちはだかっているのかもしれません。
■自信の欠如
新しい分野での経験はほとんどないことが当たり前ですから、知識や能力不足を感じやすく、自信を持ちにくいもの。「初めてのことだから失敗して当たり前」「新人に戻ってその道の先輩方に教えていただこう」という気持ちで始めなければ、さまざまなことを吸収して成長していくことは難しくなってしまいます。最初から自信のある状態で挑もうとせずに、飛び込んで学ぼうとする意識が重要です。
■時間の制約
経験のない新しい分野で試行錯誤するには、それだけ時間も必要です。あらかじめ時間に余裕を持たせて計画しないと、「時間がなくてまったく進まない……」と焦ってしまうことに。最初は時間がかかるものだと認識したうえで、その時間を確保するための準備が大切です。
■周りの目
「なぜ、今さら?」「いままでの活躍を棒に振ってしまうのか……」など、新しいことへの挑戦に対して向けられる周囲の目が気になることもあるでしょう。具体的に言われなくても、そう思っているのではと考えるだけで一歩を踏み出しにくくなるかもしれません。結果が出るか分からないことに対して周りにいる全員に納得してもらうことは難しいですから、理解してくれる人やサポートしてくれる人を見つけることも大切です。
一歩を踏み出せない理由がどこにあるのかを分析できれば、一歩を踏み出すための作戦も立てやすくなります。決心がつかないのにはどんな背景があるのか、何が気になっているのかを自分に問いながら、心地よく前進する環境を整えてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)