ここ最近、吉沢悠がドラマに出ずっぱりだ。しかも今年4月期放送の「夫婦が壊れるとき」(日本テレビ系)では妻の財産をこっそり映画に注ぎこむ、映画監督兼映像制作会社の社長を務める不倫夫、7月6日から8月24日放送の「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」(テレビ東京系)では妄想の中で同じ会社の若い部下と不倫する夫、そして放送中の「泥濘の食卓」(テレビ朝日系)では、精神的に衰弱し引きこもり状態になっている妻・ふみこ(戸田菜穂)と学校でいじめられ不登校になっている高校生の息子・ハルキ(櫻井海斗)に押しつぶされそうになるのを堪えるために、自分が店長を務める「スーパーすずらん」でバイトをする深愛(齊藤京子)と不倫関係を続けるくたびれた夫・那須川夏生と、まさに“不倫職人”と化しているのだ。
放送中の「泥濘の食卓」では、白髪交じりで生気のない表情をしている47歳という設定なのだが、そんな「枯れたムード」を漂わせているにもかかわらず、25歳の深愛とやることはやり、1度は妻の看病を理由に深愛を捨てるも、やっぱりたまに会ってイチャコラしたいと平気で言える恐ろしい男なのだ。
「吉沢が『泥濘の食卓』で演じている夏生は、枯れた見た目に反して中身はヤル気マンマンで困っているような風情を漂わせ、22歳年下の深愛から手を差し伸べたくなうように仕向けて甘えるという、新たなタイプの不倫夫。今後の展開が楽しみです」(女性誌記者)
夏生にはどんな未来が待っているのだろうか。