11月4日、旧ジャニーズJr.が主に出演するバラエティー番組「♯裸の少年」(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。同番組は、出演者をほぼ変更せずリニューアルするという。
「テレビ朝日は10月、ジャニーズJr.の名称が変更されることを受け、番組の終了を発表しました。そして4日、最終回を迎えたわけですが、番組は通常通り進み、終了について特に触れられることはありませんでした。テレ朝によれば、後番組は地域密着&駅特化型地図バラエティー『カクエキ!』で、引き続きジュニア(旧ジャニーズJr.)のタレントやレギュラーの芸人たちが出演するとのこと」(テレビ誌記者)
今回、タイトルだけ変えて番組が継続されることに関して、ネットでは「ジャニーズの新会社が設立された後、どのような番組にするのか企画から練り直してオファーするのが筋ではないか」「ジュニアはまだ旧ジャニーズ事務所に所属したままなのに」「タイトルさえ変えれば問題ないという開き直り感は、社会的責任のある大企業の選択とは思えない」などと厳しい意見が相次いでいる。
また、テレ朝がこれまで「裸の少年」というタイトルを頑なに変更しなかったのは、ある人物の意向が影響していたという。
「11月2日の『日刊ゲンダイDIGITAL』によると、『♯裸の少年』というタイトルはジャニー喜多川氏が名付け親なのだそう。しかし、番組名が露骨すぎるとして、スタッフは過去に1度変更しようと動いたそうですが、ジャニー氏から『このタイトルがいいんだ』と猛反対されたのだとか。結局、誰も逆らえなかったらしく、それが今まで続いてきたようです。他にもテレ朝は、『ミュージックステーション』にジャニーズ以外の男性グループを呼ばなかった疑惑もあることから、タイトルだけ変えて続く『♯裸の少年』に関しても、『テレ朝と旧ジャニーズの蜜月関係はまだ続いているのでは?』と疑う声も一部であがっています」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ、ジュニアのタレントたちには罪はなく、ファンからは「続いてくれてよかった」と安堵する声もあがっている。はたして、リニューアル後の「カクエキ!」は息の長い番組となれるだろうか。