11月7日にSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)から独立し新会社を設立したことをSNSで発表した二宮和也と、中谷美紀、大沢たかおの3人が主演を務めるドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)の第5話がかなり厳しい状況だ。11月6日に放送されたが、世帯平均視聴率は4.8%と、とうとう5%台を割って“打ち切り”がささやかれるところまで落ちてしまった。
クリスマスイブの1日を1クールかけて描く同ドラマは、逃亡犯の勝呂寺誠司/天樹勇太(二宮)、地方局の報道キャスター・倉内桔梗(中谷)、老舗洋食店のシェフ・立葵時生(大沢)の3人の身に起こるそれぞれの出来事が並行して進み、次第に運命の交錯を果たすという展開だ。
ゴールデンタイムの連続ドラマとしては画期的な試みではあるが、視聴者からは「1日の話を1クールだからホントに話が進まない。同じところを行き来してるような感じ」「逃亡犯なのに、変装もしないで逃げ回る勝呂寺。ローカル局の社長が頑なにスクープを放送させないのもあり得ない。あまりにも登場人物の行動が不自然」「レストランパートいる? 小芝居は視聴者をバカにしてるのかと思うぐらい滑ってる」など、不満の声があがっている。
「近年は、ドラマを視聴するコンテンツが増え、視聴率を語るのは愚の骨頂とも言われていますが、『VIVANT』(TBS系)のように、しっかり数字を出している作品はあります。中には、録画をして早送りで見て、どんなラストが待っているのかを期待しつつ、視聴する人も少なくないようです」(テレビ誌ライター)
最後は大団円となるのだろうが、それまで視聴者を引っ張れるかが勝負のようだ。