「日々、目を酷使している」「疲れると頭痛に悩まされやすい」「首や頭の筋肉が硬いと感じる」という場合は、頭部の筋肉が凝り固まっている可能性があります。
頭の凝りは、血行を滞らせて肩凝りや髪の老化、顔まわりのたるみや肌荒れを引き起こすことも。そうならないためにも、次のように定期的にほぐしてしなやかな状態を保ち、不調を防ぎましょう。
■首を大きく回す
首まわりの筋肉がしなやかで血行がよくなければ、頭の巡りも整いません。まずは、頭皮への血流改善の土台を整える意味で、首へアプローチしましょう。猫背や長時間のパソコン、スマホ操作などで凝り固まった首の筋肉を、ゆっくり大きく左右に回してほぐします。
■マッサージブラシでの頭皮マッサージ
頭の凝りをほぐすには、マッサージがうってつけですが、より手軽に軽い力で実践するには、頭皮マッサージ用のブラシを活用するのがオススメです。心地よい力加減で圧をかけながらクルクルと回すようにマッサージし、頭皮全体がほぐれるように少しずつ位置をずらしましょう。お風呂で使用できるものを選んでシャンプーのタイミングで行えば“ながら”作業で完了できますよ。
■電動ヘッドマッサージ機を活用する
疲れていて「マッサージすらおっくう……」な場合でも実践できるお助けアイテムとして、装着してスイッチを入れるとハンズフリーで頭皮マッサージをしてくれるマッサージ機が便利です。温めたり振動やブラシでマッサージしたりして血流をうながしてくれるため、寝る前のリラックスタイムに使用するのが最適です。
「頭が凝っているかどうか分からない……」という場合は、毎日のシャンプー時やマッサージの前後に頭皮の状態をチェックしましょう。ガチガチに凝り固まっているときと柔らかいときの状態の違いが分かると、状態の把握や対策がしやすくなりますよ。
頭の凝りをほぐしてコンディションを整える習慣をつくり、ぜひ不調を回避してくださいね。
(Nao Kiyota)