水谷豊主演ドラマ「相棒 season22」(テレビ朝日系)の第5話が11月15日に放送され、世帯平均視聴率は10.7%。今期のワーストを更新したが、視聴者の評価は高かった。
今回は、角田六郎(山西惇)が課長を務める警視庁組織犯罪対策部薬物銃器対策課に、若手刑事の桐生貴明(小林亮太)が異動してくる。桐生は所轄時代、特殊詐欺拠点を2度にわたって突き止めるなど有能と評判で、首席監察官の大河内春樹(神保悟志)も一目置いていた。
しかし、捜査情報が詐欺グループに漏れていた可能性があると感じた大河内は、杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇康文)に桐生の素行を調べるよう指示する。そして、亡くなったと聞かされていた桐生の父が、広域暴力団の組長だったことが明らかになる…。
ネット上には「詐欺の片棒をかつぐ受け子の哀れさを取り入れ、右京さんやいつものメンバーが活躍する面白い話に仕上がっていた」「悲しくて深みのあるいいストーリーでした」「話の展開がよかった」など、満足度が高かったと思われるコメントが多数寄せられた。
「桐生を演じた小林は、舞台『ミュージカル 忍たま乱太郎』の諸泉尊奈門役や、舞台『僕のヒーローアカデミア』での爆豪勝己役などで知られる俳優です。今回は単発の出演でしたが、視聴者からは『桐生刑事、これきりなんてもったいない』『真っ直ぐで正義感あってイケメンの桐生刑事、準レギュラーになってほしかった』など再登場を望む声が多くありました」(テレビ誌ライター)
第6話には、過去2回出演している探偵のマーロウ八木(高橋克実)が登場。人気キャラなだけに、どんな話となるのか楽しみだ。