10月4日に当て逃げ事故を起こして活動自粛中のお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史に関して、新たな“違法行為”が発覚して波紋を呼んでいる。東京・渋谷区の交差点で別の車と接触事故を起こしたにもかかわらず、そのまま現場を立ち去ってしまった藤本。11月14日に、警視庁渋谷署が道路交通法違反(事故不申告など)容疑で東京地検に書類送検したことがわかった。
ケガ人は出ていないが、任意の調べに対し、藤本は「事故に気付かなかった」との説明で容疑を否認しているという。また、今回の報道では、新たに藤本が事故の起きた交差点で赤信号を無視していたとも報じられた。これを受け、同じ吉本興業の先輩・ほんこんは14日に実施したYouTubeライブ配信で「(車が)当たったことに気付かへんかったっていうのは、まぁ、ないわな」「普通の乗用車やったら側道の木とか草にフワッとすったとしてもわかるし、ミラーにコツンと当たってもわかる」などと疑問視。
続けて「この時に申告していれば事故なんです。これが逃げてしまったから事件になる」と咎めた上で、「こういうことは誰しもある。オレもハンドル握るしね。運転するから事故が起きるのは絶対ないとは言わない。車を運転した時点で確率が上がるわけで。その時にどう対処するか(が大事)」とも述べている。
「ほんこんは事故発覚直後の10月14日にもラジオ番組『土曜の午後は、トコトンほんこん!』(ラジオ大阪)で、“気付かなかった”と話しているとされる藤本について『イヤわかるて』と一蹴。ただ、もしわかっていたのであれば、ケガ人もいない単なる接触事故を、当て逃げ事件にしてしまったことの背景に何があるのか、謎が残ります。ネットでも“藤本の車に他に同乗していた人物がいたのか?”といった憶測を綴る投稿が多く上がっていますが、新たに信号無視の発覚で、さらなる逆風が吹き荒れています。これは当て逃げ同様、道路交通法違反の犯罪であり、『赤信号を無視したことがバレるから逃げたのかな?』とする声や、『基本的なルールすら守れないの?』『犠牲者が出てたらどうすんの』『もし他の車にぶつけても本当に気付かなかったのなら、それはそれでヤバいので、運転しないでください』など、様々な批判が寄せられました」(テレビ誌ライター)
番組レギュラーは0本ながら、お笑い界の名バイプレイヤーとして数々のバラエティ番組に出演してきた藤本。復帰がいつになるかは判然としないが、猛省の日々を送る日はまだ、続きそうだ。
(木村慎吾)