お笑いタレント・今田耕司が、“夫の不倫報道直後にもスマートに振る舞っていた”として、モデルで女優の佐々木希を大絶賛したが、視聴者からは、様々な声が聞こえてきている。
11月18日放送「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)。この日は、ポータルサイト「goo」が集計をとった「奥様が美人すぎて羨ましい芸人ランキング」を取り上げ、断トツの票数でアンジャッシュ・渡部建が首位に選ばれたことを紹介。2位の南海キャンディーズ・山里亮太の倍となる票数を獲得した渡部だが、今田はこれに納得の反応を浮かべ、20年6月の“渡部不倫騒動”時の佐々木のエピソードを振り返った。
何でも、騒動からしばらくして、佐々木は今田がMCを務める「アナザースカイ」(日本テレビ系)にゲスト出演。収録前には今田の楽屋へ挨拶にやってきたといい、その時のことをまず、「希ちゃんが楽屋に来て、『ウチのヤンチャ坊主がすみません』って言って」と、振り返ると、この佐々木の言動に「カッコいい! 心の中では傷付いてたと思うよ。でも、“ウチのヤンチャ坊主がすみません“って。何て良い奥様。これだけで山ほどお釣りが来ると思うよ」と、回顧し、かなり心が打たれていた様子だった。
「渡部の場合、単なる不倫とは異なり、相手も複数だった上、六本木のビルの多目的トイレを利用していたことから、佐々木にはショッキングな報道だったはず。そうした状況下に、今田に気を遣わせないようスマートな言葉選びをした点には、『肝座ってる』『抜群に綺麗で芯が強いって凄い人』などと感心する声があった一方、女性からは微妙な反応も。夫の不倫に対して気丈に振る舞う姿を『カッコいい』『何て良い奥様』と絶賛した今田に違和感があるとする指摘もあり、『不倫されてスパッと切り離してたらカッコよかったのに』『カッコいいより可哀想』『旦那が不倫しても平然としてる妻がカッコいいってなるの好きじゃない』『カッコいいわけない』との反発もありました。佐々木に限った話ではないですが、夫の不倫が発覚しながら、その後も婚姻関係を続けた場合、世の男性からは“良い妻だ!”との声が上がる反面、女性からは“なんで別れないのか理解できない”とネガティブに解釈される傾向もあります。しかも、佐々木の場合、不倫報道から2年半後に第二子妊娠を発表しており、これにも“私なら考えられない”とする女性からの厳しい声がありましたからね」(テレビ誌ライター)
今田は、佐々木のタフな姿に感動したようだが、これを良しとするかは、男女間で賛否が分かれがちな永遠のテーマなのかもしれない。
(木村慎吾)