11月5日から公開されている映画「ボクの妻と結婚してください。」や放送中のドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)で主演している俳優の織田裕二が、11日放送の「あさイチ」(NHK)に出演した。織田は、売れなかったデビュー当時の苦悩や、演者として撮影に挑む姿勢を語った。
しかし、番組を観ていた芸能ジャーナリストは「びっくりした」と言う。
「番組冒頭、司会の有働由美子アナが、いきなり織田に向かって『カンチ、カンチ~』と、大声で小芝居混じりに呼びかけたんです。これは、織田を一躍スターにしたドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)のパロディだということはわかります。ですが、NHKのアナウンサーがゲストに対して挨拶もなしに『カンチ』を連呼するなんて、驚きましたね。“鈴木保奈美が演じた赤名リカのように呼んでみたい”とリクエストしてからやるならともかく、いきなりとは‥‥。織田は苦笑いしていましたが、気分はよくなかったでしょう。有働アナ1人がはしゃいでいて、みっともなかった」(前出・芸能ジャーナリスト)
視聴者も「有働さんが盛大に事故った」と凍りついたようだが、番組を観ていた芸能記者も「ありえなかった」と驚きを隠さない。
「織田は正直、気難しい人です。NHKだったから笑ってくれたけど、もし同じことを民放で女芸人がやったら、苦笑いじゃすまないでしょうね」
「東京ラブストーリー」がど真ん中世代の有働アナとはいえ、少々浮かれすぎてしまったか。織田も内心「カンチ」ならぬ「カチン!」ときていたかもしれない。