12月4日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)に「女ブルース・リー」の異名を持っていた元祖アクション女優で、現在は芸能界を引退してフラワーアクティビストとして活動している志穂美悦子が登場。芸能界引退の理由を明かしたことで反響を呼んでいる。
1986年放送のドラマ「親子ゲーム」(TBS系)で長渕剛演じる元暴走族でラーメン店を営む青年・保と同居する恋人・加代を演じ、この共演がきっかけで2人は交際し、1987年8月に結婚。志穂美はこれを機に芸能界を引退していた。
番組では長渕家と家族ぐるみで親交のある、作詞家・湯川れい子さんがアンケートに答えるかたちで志穂美さんの「潔さ」を称賛した。
「志穂美さんのすごいところ」を聞かれた湯川さんは、「あれだけのスターだったのに長渕さんと結婚するにあたって、女優活動をいっさいやめて引退」したことを挙げると、それを受けた志穂美さんは「私は引退するつもりはなかったんですよ」と衝撃発言。「あわよくばやりたいと思っていた」と語り「家の中に2つの星はいらないと言われて。“かの方”から」と、夫の長渕に言われたひと言が主婦専業になったきっかけだったと明かしたのだ。志穂美さんはその時に「じゃ、私のこれまでのキャリアは?」と反論したが、長渕には「まっ、おいおいな」とかわされてしまったそう。直後に妊娠したこともあり「体から出てきた命を抱いて、もう私の仕事はいいや、と思いました」と語ったのだが、この真実にモヤモヤを感じた人が少なくなかったようだ。
「ネット上には『志穂美さんが長渕の言葉を受け入れているからしょうがないけど』としながらも、『これはモラハラ臭がプンプンする案件』『昭和のクソオヤジ特有の価値観』『当時は悦ちゃんのほうが長渕よりスターだったと思うぞ』『別の男性と結婚していたらアクション女優として日本から世界に羽ばたいていたと思う』『仕事を続けたいと思ってたことがショック。モラハラ夫に支配されてる妻ってことでしょ』など、モヤモヤした気持ちを吐露する声が相次いでいます」(女性誌記者)
これまでにたびたび「あさイチ」(NHK)に出演して、フラワーアレンジメントを指導したことがある志穂美。フラワーアレンジメントを定期的に教えるような番組がNHKで始まったりはしないのだろうか。