俳優の中尾明慶が、12月5日に公開した自身のYouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」で、過去に出演したドラマの撮影中に、めちゃくちゃケンカした同級生と再会したことがあると明かした。
2001年から放送されたドラマ「3年B組金八先生 第6シリーズ」(TBS系)で「山越崇行」役で出演した中尾だが、動画は、当時「金八先生」で共演していた元女優・金澤美波さんが働く居酒屋を舞台に進行。そこに中尾とかつてケンカした、ドラマでは“カッシー”こと「嘉代正臣」役を務めた俳優・佐々木和徳が登場するのだ。
中尾はケンカの状況について「緑山(スタジオ)の自販機とかあるところで、カッシーとケンカになった。オレ年下なのに生意気で、飛び蹴りみたいなのをかまして」と振り返った。どうやら、時間つぶしに「肩パン」(相手の肩にパンチする)をやっているうちにケンカになったとのことだが、そんなふうに、撮影現場で共演者とケンカしてしまうエピソードはこれだけではない。
「中尾がMCを務める『プチブランチ』(TBS系)では今年8月24日の放送回で、ドラマ『ROOKIES』(TBS系)で共演した佐藤隆太がゲスト出演。ドラマの現場で中尾が出演者の一人と取っ組み合いのケンカしたことを明かしてましたね。中尾によれば、主演の佐藤が“今日はみんなでご飯行こう”っていろいろセッティングしてくれたその日に、ケンカし、その食事会がなくなったとのことで、佐藤に平謝りしていまた。佐藤は、本気でぶつかりあう現場を見たことは貴重な体験だったとフォローしていましたが…」(芸能ライター)
7月20日に放送された「トークィーンズ」(フジテレビ系)に出演時のトークによると、素人相手にもケンカを吹っかけていたようだ。また、それをテレビでも隠さないのが中尾のサービス精神のようだ。
「中尾は、初めて行ったラーメン店で店員と口論になったことを告白。何でも、券売機で食券を買った後に『すいません、じゃあ麺硬めでお願いします』って言うと、店員に『あっ、今じゃないんで』と、麺の硬さを頼むタイミングはもっと後だと言われたことに『なんかめちゃくちゃ機嫌悪くないですか?』と口にしたところ、『“別に機嫌悪くないですよ”みたいな感じで向こうが言って…』と当時のやりとりを再現。これを見た番組レギュラーの若槻千夏は『すごい! 普通にケンカしてる』と驚いていました」(女性誌記者)
映画「闇金ウシジマくん Part2」では暴走族の総長役を、ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)では短気な居酒屋店員役も演じていた中尾。演技が先か地が先か。
(窪田史朗)