お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也が、“冤罪”によってタレント・草野仁から本気のトーンで叱られてしまったエピソードを振り返った。
相方の屋敷裕政が12月2日に放送された「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)で「完全にみなさん忘れたと思うんですが、ボクら今年、WBCで炎上したんです。嶋佐が『WBC、(日本)早く負けろ』って言った疑惑」と、“野球嫌い”な嶋佐の炎上を蒸し返した。
日本代表の優勝で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)だが、大会期間中のあるイベントで、屋敷が嶋佐に「裏で『早く負けろ』って言ってたよな?」と悪ノリでイジりを浴びせた。その際、嶋佐は「言ってねぇわ!」と否定したものの、これが発端となり、侍ジャパンの快進撃に水を差すものだとして大炎上。
その後、特番で草野仁と共演する機会があり、嶋佐は「カメラが回ってない所で1対1になって。『あんまりああいう事は言っちゃダメですよ』って。ほぼしゃべったことない草野さんに」とマジのトーンで注意されたと告白した。
「嶋佐はすぐに草野に『言ってないんです』とコトの経緯をイチから話したといい、“冤罪”であることを説明。野球好きで知られる草野だけに、“嶋佐が言ったとされる発言”にはどうしても、ひと言物申したかったのでしょう。また、実際に裏でそのような発言があったかは別として、屋敷の“日本負けろって言ったよな?”とのフリが原因となっていることから、ネットでは『ニューヨークって無神経に色々炎上するな』『屋敷が悪いでしょ』などの指摘がありました」(テレビ誌ライター)
ちなみに嶋佐は、5月14日放送のラジオ番組「川島明のねごと」(TBSラジオ)で騒動について釈明。問題の発言について「いっさい言ってません。裏でも言ってません」と明確に否定したが、野球への関心については「あんまり興奮しない」とも正直にコメント。番組パーソナリティの麒麟・川島明からは「“アイツやったら悪い事するんちゃう?”っていう偏見がこのような“冤罪”を生んだ」などと分析されていた。
普段、ネットニュースをあまり読んでいないであろう草野からすると、嶋佐の釈明記事も把握しておらず、「今度会ったら注意してやろう」と考えていたのかもしれない。
(木村慎吾)