食べて美腸、塗って美肌!冬至でおなじみ「ゆず」の美容効果とゆず湯の注意点

 冬至とは、一年で昼の時間が最も短くなる日で、昔ながらの日本の慣習で冬至にはゆず湯に入る習慣があります。冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない、あかぎれなどの冬の肌荒れを防ぐという言い伝えがありますが、実際ゆずにはたくさんの効果があるんです。今回はそんな食べてよし塗ってよしの「ゆず」の効果を改めておさらいです。

 ゆずはたくさんの美容効果を持つ果物ですが、特に栄養価が高いのが果皮。美容効果を求めるなら、特に食べる場合は果汁だけでなく果皮までしっかり使いましょう。

 まずは有名な美容効果としてはビタミンCです。ビタミンCは美白効果があり、シミやそばかすが気になる方にはもってこい。そして抗酸化作用や免疫向上作用もあるので、身体が弱りがちな冬に積極的に摂りたい食材です。

 緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンもしっかり含むので、皮膚や粘膜の代謝を助けてくれます。冬は乾燥や風邪で粘膜もやられがちなので、こちらもうれしい効果ですね。

 そしてゆずは美肌効果だけでなく、腸活効果も。ゆずはペクチンという食物繊維を含みますが、その成分は水分を抱え込んでゼリー状になる性質があります。そのため保湿効果や、腸内環境を整える作用があります。

 最後にヘスペリジン。これは血行促進作用を持つので、冷える冬にはうれしい効果。またビタミンCの吸収を促してくれたりコラーゲンの合成を促進したり、美肌をサポートしてくれます。

 お風呂にもゆずを入れる場合、皮膚からも同様に美肌効果をたくさん得られるのですが、皮膚の場合は1点注意が必要です。

 それはゆずの皮には皮膚刺激性のある成分が含まれるということ。ゆずに限らず、柑橘系の果物にはリモネンという精油の成分を含みます。このリモネンは香りの成分なのですが、刺激性があるので皮膚の弱い方だとひりひりする場合も。洗い流せば問題ないケースがほとんどですが、皮をもんだり、切ってお風呂に入れるとこのリモネンが溶け出しやすくなるので、皮膚が弱い方はまるごと浮かべてあまり成分が溶け出さないようにするほうがよいでしょう。皮膚が弱い方はお風呂よりも食をメインに楽しむ方がおすすめです。

 ゆずを購入する場合はぜひ皮までしっかり使える無農薬のものを購入しましょう。すりおろしたり、皮ごとドリンクやジャムに使うのもおすすめですよ。

(安藤恵美)

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