12月17日、タレントのミッツ・マングローブ、フリーアナウンサーの垣花正がパーソナリティーを務めるラジオ番組「中森明菜オールタイムリクエスト」(ニッポン放送)が夕方17時30分から4時間10分にわたってオンエアされ、中森明菜本人からの肉声メッセージが紹介された。
同番組は今ではほとんど行われない、リスナーが電話をかけて曲をリクエストする“電リク”形式で進行。中森は1曲目のリクエスト曲がかかる直前に事前の録音音声で登場。「ニッポン放送をお聴きの皆さん、こんばんは。中森明菜です。今日はこの後21時40分まで4時間10分に渡って、みなさんからのリクエスト曲をご紹介いただきます。どんなリクエストがあるのか、私もとっても楽しみです」と挨拶した。
さらにミッツや垣花アナに感謝しつつ、リスナーへ「私の曲で楽しんでいただけたらと思います。ずっと聴いててください。切らないでください。切らないで!」などとユーモアも交え力強い声でメッセージを寄せた。その後も、リクエストでかけられた曲についてのエピソードを披露するなど番組中にたびたび登場した。
「中森のメディア出演は2014年の紅白歌合戦以来、9年ぶり。活動を再開したのは昨年でしたが、表に出てくる動きとしては公式ツイッターを開設し、新しいファンクラブを22年末に設立した程度。しかし、ファンクラブ会員限定ではオンラインの『ラジオ』を公開して、ファンの質問に答えるなどの肉声を披露しています。今年11月には、往年の名曲『北ウイング』をセルフカバーした『北ウイング-CLASSIC-』が作曲家・林哲司氏のトリビュートアルバムに収録されるなど、徐々に活動を活発化させている印象ですね。ただ、活動再開後に撮影したと思われるアーティスト写真は顔の下半分を隠し、目だけを見せたものに留まっています。顔を全部見せないことが、現在、まだ療養中であることと関係あるのかどうかが気になるところですが…」(芸能記者)
近いうちに動く姿も見せてくれそうな流れではある。はたして、一部で囁かれている「紅白の“特別枠”で出演交渉中」説が現実のものとなるか。
(柏原廉)