11月16日放送の「ナカイの窓」(日本テレビ系)にて、司会の中居正広があからさまに不機嫌な態度を見せ、スタジオを凍り付かせる場面があった。この日は「ムダに明るい人たち」をテーマにハイテンションを売りにする芸人やモデルが集合。収録は終始、騒がしい雰囲気だったが、中居の一言で場の空気が一転したのである。テレビ誌のライターがその様子を説明する。
「中居は収録冒頭からゲストのハイテンションを受け入れられず、やり取りが噛み合わないシーンもしばしば。中盤からは明らかに不機嫌な表情となり、ゲストMCの山里亮太に『ちゃんと仕切んなきゃダメだよ!』と矛先が向かうと、出演者たちが一気に委縮していました。その状況で若手女芸人のゆりやんレトリィバァがエピソードトークに挑んだのですが、その最中にも中居は『ちゃんと振れよぉ。雑なんだってぇ。丸投げすんなぁ』と山里をネチネチといびり倒し、場の雰囲気は最悪でしたね」
ゆりやんは中居の表情を伺いながら必死にトークを続けるも、ビビりすぎたのか同じことを重ねてしゃべってしまう有様。中居が山里を叱るシーンでは目にうっすらと涙が浮かぶほどで、トークが終わるとスタジオ全体が沈黙に包まれる異常事態となっていたのである。なぜ中居は不機嫌さを隠そうとしなかったのか。テレビ誌のライターが続ける。
「この時はゲスト出演者ばかりか、スタジオ観覧客も中居の態度にビビっていましたが、大スクリーンに『怒られても明るいのか? ドッキリ大成功!!』の文字が映し出されるとスタジオは大爆笑の渦に。中居と山里以外の全員が、みごとにドッキリに引っかかったというわけです。俳優としての実績も豊富な中居はもちろん、その演技に完璧に合わせた山里もみごとでしたね」
ドッキリの最中には、ハイテンションなはずの出演者がショボーンとした素の表情を見せる場面も。中居のイタズラ心は44歳になったいまも旺盛のようだ。
(金田麻有)