KinKi Kidsの冠番組「KinKi Kidsのブンブブーン!」と、TOKIOの冠番組「トキタビ」(いずれもフジテレビ系)が、3月末をもって終了すると複数のスポーツ紙が報じた。両グループの番組は、長年にわたってフジで放送されてきたという。
「『ブンブブーン!』は、1996年に始まったフジのバラエティ番組『LOVELOVEあいしてる』以降、『堂本兄弟』や『新堂本兄弟』などの番組を経て、2014年に放送がスタート。KinKi Kidsの番組としては約28年もの間放送され続けてきました。また、TOKIOの冠番組も99年開始の『メントレ』から長きに渡って放送され、23年10月には『トキタビ』としてリニューアルしたばかりでしたが、早くも終了となるようです」(テレビ誌記者)
一部スポーツ紙によれば、この2つの番組は視聴率が低迷していたことに加え、旧ジャニーズ事務所(「SMILE-UP.」と「STARTO ENTERTAINMENT」に分離)の性加害問題の件もあり、打ち切りとなった可能性があるとのこと。そんな中、旧ジャニーズグループによるもう1つの有名番組の行く末もファンから心配されているという。
「今回、キンキやTOKIOの番組終了報道を受け、ジャニーズファンの間では15年より放送されているHey! Say! JUMPの冠バラエティ番組『いただきハイジャンプ』(フジ系)の今後が心配されています。というのも、年内最後となった12月23日の放送では、番組のラストにメンバーの伊野尾慧が『オンエアはまずリアルタイムで観ましょう。で、リアタイした後、必ず「TVer」でも観ましょう!』などと視聴者に呼びかける場面があったのです。昨今のテレビ局では、番組の視聴率だけでなく『TVer』での再生回数やお気に入り登録数が重要視されています。それだけにファンからは『「いたジャン」も、いつ打ち切られるかわからない状況なのかな』『私たちファンが「Tver」の再生数を回しまくるしかない』と危機感を抱く声が多数あがっています」(前出・テレビ誌記者)
現時点で「いただきハイジャンプ」の終了が発表されたわけではないが、ファンは後悔の残らないよう今できることを考えているようだ。