元自衛隊員のお笑いタレント・やす子が「令和6年能登半島地震」の発生を受け、被災地以外の人が“今できることは何か?”との質問に応じている。
最大震度7を記録した今回の大地震について、やす子は1月3日のXアカウントから「大変恐れ多いのですが時間があるので、皆さんに返信させていただきたいです。リプライ下さい」と呼びかけた。
7000件もの質問が寄せられる中、やす子は「今回の震災時に一般人にできる事ってなんですか?」とのリプライに対し、「先程同じ質問の方に返したので同じ回答ですみません。日常を送れる方はいつも通り日常を楽しむことですかね! あとは募金とかでしょうか…。自家用車で支援をしに行くと道路が混み、緊急車両の邪魔で助かる命も助からなくなるので、今皆がいる場所で精一杯日常を生きるのが大切かもですね…!」と答えている。
「やす子は地震が発生した1日にも、北陸の被災者に向けて『災害時に使えそうな寒さ対策です 少しでも多くの命が助かりますように』と書き出し、4つの災害時対策を紹介。『【カッパ】中に着込むと寒さ対策になります。【カイロ】肩甲骨の間に貼ると太い血管があるので体が温まりやすいです。【簡易ストーブ】ロウソクの上に逆さにした鉢植えを置くと簡単なストーブになります。【新聞】寝袋の中に丸めた新聞を入れると保温効果があり少しでも温まります』と綴り、元自衛隊員としての経験を基にした知恵を発信していました。これには『やす子さん、本当に優しい方ですね』『貴重な情報、ありがとうございます!拡散しますね』と感謝する声が殺到。また、被災地以外の人が日常を楽しむことの大切さを示したことや、一般人による車両を伴う現地入りがもたらす弊害にまつわる説明についても、『凄く分かりやすい答え』『さすがは元自衛官!』『勉強になりました』『やす子さんのおかげで元気が出ました』などの反応が並びました」(テレビ誌ライター)
ボランティアで多くの車両が現地に一斉に駆け付けることは、場合によっては被災地の混乱を招くことにも繋がりかねない。
今は冷静にやるべきことを考慮しつつ、被災地に少しでも早く平穏が訪れることを祈るばかりである。
(木村慎吾)