時短勤務でも求められる人材になるために!職場で活躍するために鍛えたい“3つの力”
子育てをしながら働いていると、「家庭の事情で調整してもらうことが増えて肩身が狭い……」と感じてしまいがち。でも、申し訳ないと思いながら言われた通りに働くのはもうやめてしまいましょう。そして、職場に必要な人材として求められる自分になるための努力をしてください。今回は、調整を受け入れてでも一緒に働きたいと思える人材になるために鍛えたい“3つの力”について解説していきましょう。
■仕事や人間関係を俯瞰して見るために必要な「観察力」
任せられている仕事の全体像はどのようなものなのか、目的を達成するためには何が必要なのか、いまある課題は何かなど、ただタスクをこなすだけでなく現状を理解するための「観察」も仕事では重要です。関わる人がそれぞれどのような役割を担っているのか、連携はスムーズなのか、滞りはないかなど、自分の目の前にある“仕事の一部”だけでなく視野を広げて仕事全体を見るようにしたり、関わる人とコミュニケーションを取ったりしましょう。
■行動を促して課題を克服するために必要な「提案力」
仕事では成果を出すために必要な課題に着目し、克服するための「提案」ができることも大切です。また、自分の仕事の方法を変えるだけでなく、関わる人に行動を促す必要があることも。現状を正しく把握し、チームメンバーや上司に分かりやすく伝えて理解を促し改善方法を提案することで、仕事をよりよいものに昇華していくことができます。
■結果を出して信頼を得るために必要な「行動力」
「正しいことを言っているけれど何も変わっていない……」では、信頼を得ることはできません。適切な提案をし、それが通ったら確実に「行動」して結果を出していくことが必要です。課題が根深ければ根深いほど「分かっているけれど変われない」ことが多いため、軽いフットワークで小さな変化から起こしていきましょう。やがては、チームをよい方向へ変えていける実力を提示することができますよ。
毎日の一見変わらない仕事も、ほんの小さな気付きや変化で大きな成果に繋げることができるかもしれません。誰かが気付いて変えてくれたものを受け取ってやるのではなく、自分が発信して変えていけるように行動することで、大きな信頼と結果を得ることができます。家庭の事情に合わせた調整を受け入れてもらっていることに感謝しながら、仕事やチームメンバーに還元できることを一つずつ進めていってくださいね。
(Nao Kiyota)
