歌手・華原朋美が新春バラエティ特番で、共演した、歌手・マルシアと“バッチバチな“バトルを繰り広げ、視聴者のザワつきが、いまだ収まらない事態となっている。
それは、さる1月7日放送の「千鳥の鬼レンチャン 夢のタッグモード!新春3時間SP」(フジテレビ系)でのこと。出演者の華原が挑戦したのは、音程を全く外さずに名曲のサビ部分を歌い上げなければならない「サビだけカラオケ」企画。この日は“夢のタッグ”と題し、5歳上のマルシアとコンビを組んでのチャレンジとなった
冒頭からなぜか不機嫌そうな空気感を醸し出した華原。1曲目のお題となったTRFの「BOY MEETS GIRL」のタイトルを一緒にコールする場面でも、マルシアと全く声が合わず、「ちょっと今日ヤバいかも」とマルシア。これに火がついたのか、華原は「今もう何歳になられた?」といきなりチクリと刺すと、マルシアは笑顔で「こう見えても80歳。うふふふ」と巧みに返答。これが華原にはハマらなかったのか「つまんねぇなぁ~」と毒突く。
その後も2人の「不穏なやり取り」は止まらない。1曲目のチャレンジが成功した後も、華原が「昔は結構収録の途中で帰っちゃったりとか?」と尋ねると、マルシアは「過去はね、いろいろあるじゃない。お互いね」と“応戦”。華原は「私は収録の途中で帰ったことない」としたが、「収録の話してないです」(マルシア)「何の話?」(華原)「まぁ、いろいろある」(マルシア)など、両者共に一歩も引かず。
華原が「緊張してるんですか? 会話が成り立ってないですもんね」と挑発すると、マルシアは「成り立たないでしょ、この2人は」とカウンター。
また、華原は歌唱中にマルシアが左手を軽く振りながらリズムを刻むことが気に食わないようで、「邪魔」と物申し、2曲目の挑戦失敗後には「マルシアさんの左手(の動きのせい)なんですよ。だから“やめてください”って、言ったじゃないですか」とも糾弾していた。
「放送事故レベルのバチバチなやり取りを展開した2人でしたが、視聴者からは、ネット上にマルシアへの同情論が並び、『華原さんにドン引きした』との声が大部分を占めています。華原からすると、バラエティにおける自身の役割を強く意識した結果なのかもしれません。ところが、呂律が回っていないように聞こえる口ぶりや、単純にマルシアへの失礼な指摘が目立ったとして、『完全に情緒不安定で、マルシアが気の毒』『華原さん、TVに映して大丈夫な人なの?』『不快感マックス』などの苦言が寄せられました」(テレビ誌ライター)
もっとも、番組側は2人のコンビを「混ぜるな危険」「劇薬タッグ」と称し、大トリに抜擢するなど、ネタにしているようなフシがありあり。ただ、マルシアにとってはマジで不愉快な立ち回りとなったのではないだろうか?
(木村慎吾)