コストコでお買い物中、何か、いろんな人が平べったい黒い箱をカートに入れているなぁ~。と思い、自分も手に取ったのが「黒と黒と黒のハンバーグ」4個入り1398円。
いったい何が“黒と黒と黒?”と思いパッケージを読むと『ブラックアンガスビーフ75%、黒毛和牛10%、黒豚15%を贅沢に使ったハンバーグです』との一文が。『ブラック』アンガス、『黒』毛和牛、『黒』豚で黒と黒と黒。なるほど。なので黒コショウ当社比3倍、とかではない。そして、牛肉85%、豚肉15%という、牛肉寄りの贅沢なハンバーグだということがわかります。
中身は「野菜と肉の旨みたっぷりのデミグラスソース」味が2つ、「玉ねぎをふんだんに使った和風玉ねぎソース」味が2つ。それぞれソース含む160gで、ハンバーグの重さは120g。温め方はレンチンか湯煎で、レンチンの場合500Wで約3分、600Wで約2分半。パッケージを立ててレンチンすると、中が膨らんできて、空気穴? 蒸気口のようなところから湯気が出始めます。なのでレンジ内が曇って途中経過が見えない。ですが時間が経ってレンジの扉を開けると、湯気からハンバーグのいい香りが漂ってきます。
実際に食べてみると、確かに違う。某人気激安食材店とか、某話題の食肉卸店とかで販売しているプライベートブランドのハンバーグって、お値段がとっても安いぶん、主原料が鶏肉で、ちょろっと豚肉とか牛脂とかが入っているチキンバーグだったりするんですが、黒と黒と黒のハンバーグはさすが牛肉85%、重量感といい旨みといい肉汁感といい、威風堂々たるハンバーグ。あと、一緒にパックの中で温めた効果なのか、ソースの味がハンバーグにしっかり入っている。後からソースをかけるハンバーグとは一味違います。おそらく肉汁がソースにしっかり溶け込む事を計算したソース。
食感は、手ごね感はなく、成形したハンバーグ、という感じですが、そこまで完璧になったらもっとお高くなるだろうから、これで十分。むしろこのクオリティで1398円、1個約350円程度なのがスゴい! 自分で材料を用意して、牛肉率85%でハンバーグ4個作る手間、材料費、調理時間を考えたら、もっのすっごくお得なハンバーグと言えそうです。
冷凍ハンバーグやチルドハンバーグの10個入りとか安い時にまとめ買いしたら、1個は普通に食べて、1個はロコモコ丼にして~、もう1個はカレーに乗せて~、煮込みハンバーグもいいなぁ~。なんてアレンジを考えるものですが、このハンバーグはそのまま食べるほうが絶対にいい。ソースもすでに一体化しているので、どうしてもアレンジしたいのなら、温泉卵を乗せる、とか溶けるをチーズのせる、とかぐらい。完成されているので、よけいなことはしないほうがいいハンバーグです。
しかもレンチン3分でこのクオリティなら、おかずを作る時間がない、とか、天気が悪くて買い物行きたくない、みたいな時にも便利。黒と黒と黒のハンバーグは、コストコで見つけたら買って悔いなし! の一品ですよ。
(ロドリゴいしざわ)