「カリフラワー」といえば、低カロリーでありながら腸内環境を整える食物繊維や免疫力アップに役立つビタミンC、むくみの予防改善に役立つカリウム、不足しがちな鉄分を摂取することができる優秀な食材。健康意識の高い人たちにとっては、馴染みの食材かもしれませんね。
でも、いざ調理しようとすると「どういうメニューにすればいいのか分からない……」という人が多いのも事実。そこで、手軽に作ることができてヘルシーに仕上がる次のようなメニューで、ご自身はもちろん、家族の栄養補給に役立ててはいかがでしょうか。
■カリフラワーのポテトサラダ風
茹でたカリフラワーを細かくほぐし、ゆで卵と合わせてマッシャーでつぶすと、まるでポテトサラダのような質感になります。細かくカットしたきゅうりやハム、玉ねぎ、ピクルスなど、お好みの具材を合わせてマヨネーズと和えれば、お手軽ポテトサラダ風の出来上がりです。ポテトサラダの味と食感をヘルシーに楽しみたいときにオススメですよ。
■カリフラワーのカリカリチーズ焼き
フライパンにオリーブオイルを熱し、小房に分けたカリフラワーに塩を少々加えて炒めます。焼き色がついたら、白ワインやお酒を回しかけてやわらかくなるまで(1~2分)蒸し焼きに。水分を飛ばしてビザ用チーズとパン粉を加え、カリッとするまで焼きましょう。塩やブラックペッパーで味を調えると、大人も大満足の味付けになります。
■カリフラワー入りコンソメスープ
いつものコンソメスープに、小房に分けたカリフラワーを加えるだけで完成です。キャベツや玉ねぎ、ベーコン、ウインナーなど、お好みの具材と一緒に煮込みましょう。カリフラワーでボリューム感を出すことができるため、満足感を得やすい一品に仕上げたいときに便利です。
薄い色合いがかわいらしく、「これなら野菜を食べられる」という人も多いはず。どうやって調理したらいいか迷ったら、いつもの料理に加えたりいつもの具材と置き換えたりするとよいでしょう。茹でたり蒸したりしてやわらかくすれば、いろんな料理に加えやすいので、ぜひ試してみてくださいね。
(Nao Kiyota)