子どもができて初めて経験する“ママ業”は、思っていたよりもずっと大変な毎日かもしれません。子どもたちは一人ひとり違うので、「こうすればOK!」というマニュアルがないのがまた大変なところですよね。
毎日手探りのママ業は心身ともに疲れることだと知っておき、頑張り過ぎないようにすることでママの心の健康を守りたいものです。そこで、“ママ疲れ”にならないためにいますぐ取り組みたい3つのことを紹介しましょう。
■できなかったことを数えない
家事をしようと思っても「子どもから目を離せず気付けば何ひとつ進んでいなかった……」なんて日常茶飯事。その度に、「あれができなかった」「これもまだできていない」と思ってしまうと苦しくなるばかりです。「家事はできなかったけれど子どもの安全を守れた」と、できなかったことの代わりに達成したことにしっかり目を向けて、完璧を目指し過ぎないようにすることが大切です。
■疲れているときはSNSを見ないようにする
SNSなど外に発信するものは、よりよく見せようと試行錯誤した“作品”です。「なんでこのママはいつもこんなにちゃんとできているの……」と思っても、実はそうではないこともしばしば。輝いて見える写真は「日々のほんの一部を切り取った奇跡の1枚かもしれない」ということを念頭に置き、「キラキラした生活の様子を見ると苦しくなる」というタイミングでは、SNSと距離を取ることも必要です。
■ママでなくなるタイミングを作る
24時間営業のママ業では、気付けばリラックスする時間が皆無になっていることも。お昼寝や夜寝かしつけた後など、子どもが離れたタイミングは“今やっておけるママ業を進める時間”ではなく“ママをお休みする時間”と捉え、育児と切り離された時間を楽しむことも重要です。後ででもできることは後回しにして、日々の疲れを回復することに専念する時間も設けましょう。
「あれもこれもすべてしっかりやらなければ子どもがしっかり育たない」と思ってしまうと、ママばかりが大変になってしまいます。疲れ切って動けなくなる前に、エネルギーチャージをすることも重要なママ業のひとつです。ママだって人それぞれですから、他のご家庭と比べずに「私はこうして欲しい!」を発信して、家族で支え合う態勢を整えることも重要ですよ。
(Nao Kiyota)