あなたは、大きなショッピングモールや大型のスーパーマーケットなどで、ついつい買わなくてもよい物を買ってしまった経験ってありませんか? 実はそれって、心理学的なマーケティング手法が使われているからなんです。このような無駄遣いや衝動買いをしないために、知っておきたい心理学の理論を紹介していきましょう。
■脳が混乱すると買い物しちゃう!?
日常には、心理学のテクニックを応用したマーケティング手法が数多く潜んでいます。その中のひとつが「グルーエン効果」。これは、“脳が混乱すればするほど、人は衝動買いをしてしまう”というものです。どういう状態なのか、詳しくみてみましょう。
■大きな店舗に潜む罠とは?
大型のショッピングモールなどでは、商品が所狭しと並んでいますよね。また、音楽なども大音量でかけられていて、長時間いると頭が痛くなるという人もいるでしょう。こういった店舗内にいると、脳が受け取る情報が多くなって段々と混乱していきます。本人は混乱しているとは思わなくても、判断力が鈍ってしまうのです。
■衝動買いをしないためには?
では、こういうお店に行っても衝動買いをしないためにはどうしたらよいのでしょうか。ポイントとしては、「買う物をメモしておく」「使えるお金の上限を決めておく」「長時間滞在しない」などがあります。
こういうお店の中にいるとワクワクして楽しい気分が味わえますが、くれぐれも衝動買いをして後悔しないように気を付けてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。